「サマー・ウォーズ」見て来た
まともなレビューとか色々はよそ様のブログに当たってくださいなめもめもにゃ。
語るとしたらバレ全開なんで、公開終わってDVDガン見しながら…な予感。
ちょと面白かったのが、どちかというとシンプルな2Dアニメに、ところどころ実写から起こしたような妙にぬめっとした質感のカットが入ってた。古い家の柱とか、カオスになってる固定電話周りとか。
噴いたポイント。
・そのHNはアレすぎるだろう…と思ってたら、リアルアレだったので仕方ない。
・大人が子どもにチートさせちゃらめえええええ!(これは結構マジで。普通に戦えるパラメタに戻すくらいで…)
あと声優は…職業声優使おうよ……特にヒロイン。声が浮いてるお…
富司純子様も、設定より声がいくらなんでも若過ぎてはにゃほにゃ…
とりあえず、「仮想世界」OZの仕様
・村上隆テイスト溢れるデザインの巨大空間
ひたすらどかんと空間があって、そこにハブ的な構造物があって、適宜必要に応じて中空に浮かんだフィールドを設定できる感じ
空間はあるけど「土地」は実質ないというあたりは、『ニューロマンサー』の「電脳空間」的かも。
・ジョンとヨーコというペアのクジラが守護神…て感じでゆたーり泳いでたりする(ぬるいAIとかなんかね)
・リアル物販、企業活動の場(決済?がどーたら言ってたような…決算だったかも)。行政もOZの上にのっかってる
・多言語翻訳完全対応
・アバターは基本3頭身ベースが多いけど多様(ドット絵顔だけ2Dとかもアリ)
・ログインは携帯、DS、パソコンなど多様
※携帯、DSでは自分のアバターがメール管理エージェントみたいな感じで出てくる感じ。ある程度画面の大きさがあると(カーナビ?)、複数人でチャットする場面が出てくる
・CGM要素は不明
アバターデザインの中に素人が自分で描いたような絵があるんで、うpとかできるんかな。
あと、独自仕様にしたフィールドを自前鯖で作ってOZにつないでたりしたんで、SLと相互接続できるようになったOpenSIM…みたいな感じになってるのかも。ただし、主人公チームにメンテナンス用アカウントがあってのことなので、どのくらい一般ユーザーの自由度あるのかは謎。
もともと、ゲーム用の当たり判定のあるエリアとか、カードゲーム用のUI呼び出して使うとか多様にカスタマイズできるっぽくはあった。
・現在のぐっぐる先生の500万倍くらい深く広い社会インフラ…アクティブアカウント数十億とかって世界。
「仮想世界」という設定であり説明ではあるけれど、自己消費的な仮想世界ではなくて、企業その他法人だけでなく交通システムとか公共インフラ管理も乗っかりまくったクラウドに3Dアバターのインターフェースがつけられている、てところが本質かも。
なので、たとえばリアル交通システムを管理できる職位についている人のアバターを乗っ取ると、交通システムをいじくれる……
なんでそんなものが出来てしまったかというと、諸々の使い勝手+「高度なセキュリティ」。
※『スノウ・クラッシュ』の場合は、精度が異常に高い非言語コミュニケーションが出来てしまうのがキラー要素だったけど、アバターコミュニケーションそのものは現行でも実装されてるレベル(多数のアバターが互いに表象されるとこはのぞく…あれは相当無理)。あ、ピンチな時にアバターも感情表現変わってたりもしてたけど。
ココロ引かれたギミック。
・リアル祖父をOZ内の関係性から「師匠」と呼ぶとか
・eスポーツ少年のコメント。自分はスポーツとしてやってる云々
あと、注意点。
一般の女の子も楽しめる作品なんで、オタっ子が一般人誘って行くのもいいと思うんだけれど……作画がどーたらとか語りを入れ始めると一般人マジわかんなくて眼が泳いでて可哀想だったのでお前ら自重してください><