仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

発言小町のチェック体制

いろんな意味でメーター振り切ってる(主に)鬼女様サイトなアレ。
発狂小町が短い生涯を終えてからあんま見てないですが。誤読しまくりループしまくりで、リーダビリティしんどいもん..
滞在時間は月1時間21分、ネット上の井戸端会議「発言小町」の舞台裏 - CNET Japan

 神崎氏によると、発言小町の1日あたりの投稿数は2500件から3000件。当然ながら、この膨大な投稿の中には、掲載がふさわしくない内容のものも含まれる。運営母体が新聞社ということもあって、内容のチェックには余念がない。
 「基本的にはサイトポリシーに則って、不適切な書き込みは削除する。具体的には、誹謗中傷する内容や暴力的な表現、プライバシーに関わる内容は排除する。新聞社なので、差別用語や表現にも細心の注意を払う。問題部分を自動的に反転させる、新聞紙面の編集に使われているシステムを掲示板にも応用している」(神崎氏)
 機械的な作業以外に、1件1件目を通して内容の確認にあたるスタッフも常駐する。しかし、人手による確認作業には時間的に制約がある。スタッフが対応できる時間帯は平日のビジネスアワーだけなので、土日に投稿された記事の掲載は3日後になってしまうこともあった。そこでこうした問題を改善するために、2007年3月にシステムの改修をしたのだという。
 新システムにより、新規で投稿された記事は100本単位でスタッフに自動で振り分けられ、投稿から確認、掲載に至るまでの作業時間を最短で2時間に短縮できたという。これ以外にも、カテゴリー分けを表示したり、男性専用の投稿コーナーを設けたことがPVの飛躍的な伸びにつながったとしている。
 ネットレイティングスの調査では、発言小町ユーザーの月間滞在時間は1時間21分。これは運営母体のニュースサイトよりも格段に長い時間で、決して無視できない数字だ。

土日もチェックやれるようになったのは、システム導入と同時に外注出せるようにしたのかなあ。いや〜...アレのチェックを100本単位で振られるとか...マジでご苦労様です...
リーダビリティ下げてる「同じような方向の脊髄反射が連射」って、ユーザー層×タイムラグがあることが大きいと思うんですが、チェック抜くわけにはいかないのがどうにも。

で、あんだけデカくても広告収入ではしんどいということで、

現在のところ発言小町は広告収入が中心だが、これだけでは厳しい。今後は「アフィリエイトによる手数料収入や、掲示板を利用した商品開発など新たなビジネスモデルを模索している。本紙と連動したクロスメディア的な展開や、オフ会、トークショーの開催など、コンテンツを最大限に活用していきたい」と話した。

独特の「みんながよってたかってフルボッコ感」を残したよりぬき小町コンテンツとか希望デス(はぁと)
発狂小町を公式化すればよかったのに……

=09/02/09追記=
OGC 2009 ネットコミュニティレポート、「mixi」の次の戦略

発言小町」のトピックは、女性の様々な悩みだ。育児、近所づきあい、海外での生活の悩み、親子関係など様々で、ユーザーの年齢も多岐にわたるが、特に30〜50代の女性が多い。多くのネットコンテンツよりも年齢層が高めなのは、読売新聞の読者が利用者と重なっているのではないかと神崎氏は考えている。年齢層が高めなためか、自主的に「品位を保つ」という意識の投稿が多く、悩みへの回答もまじめで真剣なものが多い。
 その一方で面白いのは、海外生活や、「父がお金持ちでプレゼントばかりしすぎて困っています」といった、“贅沢な悩み”は批判的な意見が集中して、“荒れる”という。以前神崎氏は、「夫の稼ぎが少ないのでアルバイトをさせたい」という妻の悩みを編集長のおすすめに掲載したところ、ユーザーが殺到し回線がパンクしそうになるほどPVが跳ね上がった。ユーザーだけでなく社内でもこの質問に関しての議論がおこったという。
 発言の編集は専用のツールで差別的発言などはチェックした上で、特定の人物や団体への意見は避ける。チェックするスタッフは女性がほとんどで、その理由は以前、若い男性がスタッフとして参加していたが、内容に入り込みすぎて、ある日突然「女性が信じられなくなった」といって会社を飛びだしていってしまったことがあるからだという。習熟したスタッフは「絵のように見るのがコツなんです」と語ったという。掲載は現場スタッフの判断がほとんどで、神崎氏は責任者として監督している。難しい場合のみ神崎氏が直接判断する。現在は2割程度の投稿が“ボツ”になる。ツールと体制、そしてスタッフの熟練により、最短で 2時間で発言が掲載できるようになってから、人気が跳ね上がった。
 人気を集めている「発言小町」だが、読売新聞社社内からは圧倒的なPVが広告での収益に繋がっていない点が課題になっている、と神崎氏は語る。読売新聞そしてYOMIURI ONLINEのメインコンテンツはニュースであるが、ランニングコストも段違いの「発言小町」がPVを稼げるというところも内心複雑である。そしてなにより、収益に繋げるための施策が急務だ。
 収益モデルへの模索に関しては書籍化も一度行なわれているが、「発言小町」をテーマとした講演やトークショウ、また議論がきっかけで生まれたアイデアをグッズとして販売したらどうか、など様々な案が考えられているとのこと。一方で、「発言小町」での話題を読売新聞で紹介し、専門家に相談するなどクロスメディアは進みつつある。

大事なことなのでもう一度。

以前、若い男性がスタッフとして参加していたが、内容に入り込みすぎて、ある日突然「女性が信じられなくなった」といって会社を飛びだしていってしまったことがあるからだという。

...........いやまあ、そうだろうなぁ........楽しいネタスレもいっぱいあるけれど、金持ちシリーズとか嫁姑系とか結婚がらみとか、女でもドンビキな流れ多いし。
/comfort 飛び出しちゃったヒト
それにしても習熟したスタッフの「絵のように見るのがコツ」てコメントは深い....