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Second Lifeに音声<a class="okeyword" href="g:onlinegames:keyword:チャット">チャット</a>実装そしてコミュニケーションの担荷体としての「声」

Second Lifeの音声機能が正式版に - ITmedia ニュース

米Linden Labは8月2日、オンライン仮想世界「Second Life」の音声チャット機能「Voice Viewer」を正式リリースしたことを明らかにした。
 Voice Viewerはメインの「Second Life Viewer」に統合されたが、オプション機能であり、デフォルトではオフになっている。Second Life内のどこでも利用できるが、土地の所有者は自分の地所内で音声チャットを使えないようにすることもできる。Voice Viewerにはプッシュ・ツー・トークやスピーチジェスチャーなどの機能もあるという。

はいほい。スピーチジェスチャーってなんだべという気もしますが、たぶん一般的には話してるさいちゅーに色々身振り加えることではありげで、コマンドと併用でアバター動かすとかかのー?

で、これ。いまだダウンロードしてない自分としては「SLだとキャラの外見が性別/人間非人間含めてとっかえ出来る」というところに、それって継続的なコミュニケーションとってく上でなんつーか相手のイメージをどう把握して自分の中で確かな像にするかっつーところで逆に障害にならなくね?という気もしてたんですが、「声」で相手を判別する、イメージを掴むというものが出てきたというところで、単なる「音声でもデキますよ」よりは大きな意味があるんじゃねーかと妄想しております。

たとえばPSOでお世話になった方で、魔女ッ子猫系萌えしゃべりキャラ使いのナカミは熊系ラブリーガイとか、クールメイドさん風味女性ロボット使いのナカミは小柄でキュートなおねーさんとか色々いらっしゃったんですが、キャラを通じて知り合って、リアルでも対面して遊んでも、じゃあ「そのヒトらしさ」の像がリアルに上書きされちゃうかというとそうでもなく、二重にだぶりつつほにゃららというかなんというか。
FFXIでも、10以上年下の男子をキャラが髭ヒュム♂だからっつーて「おいちゃん」呼ばわりしてるからな...

という感じで、キャラの外見て存外に関係性を左右するわけなんですが、ある時はアフロ大男、ある時は猫耳メイドな相手に対して「その人の手触り」を獲得すんのってどーすんだろうという疑問があったりしたわけです。ひょっとしたらこのへんを「声」で担保することで、よりわかりやすく継続的な関係得られるようになるのかもならないのかも。

ただし、キャラクター/アバター+音声チャットというのは、えーとXboxPSO(リリース年忘れたけどかなり速い。2002年とかか?)とかでも実装されているんですが、当時潜入していたカトウさんの証言によると、結局のところあまり使用されなくなっていった模様。
理由は、
・リアルで発声すんのが恥ずかしい...
・全員がやんないとなんか難しい
みんなが音声チャットだとなんちゅーこともないのですが、一人でも「発声すんのヤだ」というヒトがいると、当然テンポずれるわけですから、コミュニケーションが取りにくくなる。で、最初こそ物珍しさで使うヒトもいたそーなんですが、わりとさっくり廃れていった模様。て、カトウさんもそんなやりこんではないという話だったんで、こういう理解でいいのかどうか追加証言希望ですが。
まあ当時、帯域の問題もありましたし、あとリアル/ネット(あるいは自己/キャラorアバター)の位置づけも変ってきてるというところで、SLの場合は当たり前に受け入れられる可能性もそれなり以上にあると思います。
PSOの場合はキャラの性能が性別で異なっていたために、ネカマする気はないけど異性キャラを選択しちゃうヒトがかなりの数いたと思うんですが、女の子の声風に変えられるボイスチェンジャーも搭載されていたものの、ピーキーな魔法使いの魔女ッ子キャラとか、魔法剣士なエルフ娘とかのキャラを操りながら、自分の耳にはまぎれもない男の声としてしか聞こえない声で、ネット越しとはいえ他人とコミュニケーション取るというのは、なんというか「ヒトとして越えてはならない一線」感を感じてしまう方も少なくはなかったのではないかと。

しかしSLの場合、これってアダルト乱交島とかどうなるんだろうな............音声チャット鯖が落ちまくりで凄いことになりそうですが。まず。
このあたり、いろんなものを窓から投げ捨てきった肉弾レポ希望でございます。