仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

よくわかんないけどコメ炎上+ゲーム研究

なんだか、とあるテレビゲーム関連の本について書くとぼわーと物凄い勢いでコメントが来るとか来ないとかいう話があるらしく。

■[Web]「書籍感想コメント群」問題のコメントを洗ってみる。@シナトラ千代子様のとこから
http://d.hatena.ne.jp/wetfootdog/20051011/p1

■[...な本]テレビゲーム@私はどこに立っているのか様
http://d.hatena.ne.jp/frenchballoon/20050814#1123983414

で、物凄い勢いで「日本語で手に入るテレビゲーム論」本がリストアップされてて感動。
うは、なつかし〜

で、こちらにもその怒濤コメの余波があったらしく、なんだか問題の某書の絶賛コメントが入っておりまして。すごい気になったのが、

私は十数年学問(社会学)で食べてきましたが、この著者のような視点が私には欠けているなと大いに勉強させてもらった書でもありました。

かなり不思議...誰なのこのヒト。

2年前くらいだったかな、それなりに調べたのですが、国内でテレビゲームのことを論文書く&本出すレベルでやってる方ってほんとに少ないんですよね。社会心理学坂元章先生。...そっちはよく知らないですが、たぶん子供への影響とかは他にもされている方いらっしゃるとは思うのですが。
社会学領域で言うならまず安川一先生。「テレビゲーム体験」を社会学的に考える、という路線じゃなかったかな。『電視遊戯時代―テレビゲームの現在』にも書かれてなかったっけ...アレ? 著作リスト http://ofc-hjm.misc.hit-u.ac.jp/hjm/MyDesk/Bib_1.html にはないですが。

で、もうお一人は加藤春明先生。どっちかというと若者文化論寄りだったと思います。ゼミの学生さんの共同研究もおもしろかった記憶。http://www2.cnc.chukyo-u.ac.jp/users/hkato/

あと遠藤薫先生...http://endo-lab.org/ 業績リストにある「コンピュータ・ゲームという文学」ですね。社会学の枠内でテクスト論使いつつ。わりとRPG寄りというか確かTRPGご存じだと伺ったことがある記憶。

CMCつながりでMMORPGに関する院生の学会発表とかいくつか告知見たような気もしますが、ちょっと違うだろうし。ナゾ。しかし数えてみるとあらためて寂しいな...

というわけで、このコメなさった方に心当たりのある方は、是非ご一報くださいませ。なにしろ、テレビゲーム大生産&消費国であるにもかかわらず、上記のようなありさまですんで、論文拝見しなくちゃ(はぁと)

追記:某書については
■[文献] テレビゲーム解釈論序説―アッサンブラージュ@Comparaのメモ
http://d.hatena.ne.jp/compara/20050903/p1
の評が、現物読んでないけどアマゾンの目次拝見した限りじゃ、こんなかんじなんだろうなぁ、という気持ちです。