仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

MMO...つうかネットコミュニティソフトのオープンソース化ネタでアゴが外れる×2発

最近見つけたMMORPG系サイトのメモ@24-Hour Survial
から。
BOTNEWS Light 〜ボットニュース ライト〜:BOTNEWS再開
ちょwww
botnews管理人がMMORPG的なナニカ開発宣言。
閉鎖の時にもっともシンプルで効果的な攻撃するとかいう記述があり、単にRO引退したのかと思っていたらぶたまげる。

403 Error - Forbidden
仕様としては

  • Javaで開発。ブラウザベース
  • ブラウザなので当然2D。ドット絵系。
  • 収益モデルはAd Words?ウェブ広告を想定している模様。

....あれ、JavaじゃなくてPerlだけれど、なんか前世紀にそんなのをやった覚えがあるような...
てきとーにうるおぼえでぐぐるとありました。

ただこれは、チャット回りが厳しく、一般MMOでの/say(周辺への会話)のみ...だったような。しかも相手に届いているのかどうだかまるでよーわからんかった記憶が。自分は他のシステムの茶友とやってたんで、そのへんはどーでもよかったんですが。
形式としては「フィールドで不特定多数の知らないヒトと色々でくわす」MMO的ではありますが、同時接続者数は2桁くらい...? 3桁4桁いくと鯖的に厳しいんじゃないかという予感がします。そーでもないのかな。

なんにしてもJavaベースなら、リアルタイムチャットとか色々どっかでみたよーな気もするし、そのあたりかなりやりやすい...んだよね?みたいなところでどーにかなる可能性はあるのかも。
ただ、パーティ狩りとかもできるレベルまでフィールド&戦闘システム作り込むとかなるとどうなるか。まあなんにしても凄すぎるので是非貫徹していただきたいものです。

area-s.com
これが「スペルバウンド」のベースだったんだっけ...フリーのパッケージです(Perl
なんか取説みてるとスペルバウンドやった時の記憶とかなり違う。全然違うのかも。

そしてその頃。
Second Lifeのクライアントがオープンソース化@24-Hour Survial

まじか!

4Gamer.net 「Second Life」のクライアントがオープンソース化

Windows版,Macintosh版,Linux版のオープンソースクライアントがまもなく公開される予定だ。
 クライアントプログラム「Viewer」は,サーバーに接続してユーザーの入力を伝え,ワールドの情報を3D表示したり,さまざまなサービスの窓口となるプログラムだ。これのソースが公開されることにより,機能追加や高速化,さらにほかのサービスとの接続など多彩な展開が考えられる。

あー...
ある意味わりと今までの延長線上というかなんというか。こう説明されると規定路線くさい。

2006年1月には新規ユーザー2万人,10月には25万4000人という高率でアカウントを増やしてきた。ただ,10月に登録した25万4000人のうち,30日後にも接続していたのはわずか4万人だったという。これはSecond Lifeのプレイしにくさに起因するものと,Linden Lab CEOのRosedale氏は分析しているようだ。確かに,UIは独特で,非常に大量の3Dオブジェクトを扱うことからも快適とは言い難い状況であった。こういったものがオープンソース化によって,改善されていくことが期待されている。

案外生き残り少ないというかなんというか。
UIにめげる初心者多め、耐えてもラグラグおもおもという感じなのかなぁ...
ある意味、常時アップデート中なわけだから、仕組みからしてかなり宿命くさいというか、それこそWiiのよーに「ログインしてない間もアプデトしてくれる」とかなんかないと厳しそう....だけど、鯖にあるもの全部先読みしてくるのもSLの使い方として洗練されてない気がするしそれってどんくらいHDD容量いるのよだし謎。

Second Lifeがオープンソースに~ 非営利化は是か非か?
では、「常時2万人接続」という記述もあり、それって少なくね?

で、4gamer記事に戻ると、

現状の発表では,クライアント部分の公開に留まっているが,最終的にはサーバープログラムもオープン化される見通しだ。

ちょwwww
オープン化っつうて、どういうライセンス形態になるのかわかりませんが(=無条件に無料で勝手運営出来るようになるとは限らない)、えー....んじゃあさあ、たとえばbotnews管理人+有志がSLベースにして理想MMORPG作っちゃうとかアリになるわけ? て、戦闘はとにかくMMO的なアイテム管理とかはついてるんだろうかSL。

いやはや、「SLは私企業運営だからメタバースじゃない」論者の皆様の反応が見たいとか、鯖オープン化の後の商売どう回すんだろうとかいやはやなんだかもの凄いことになってきました。運営するには制限つけるとは思うけれど、そんなのなぁ...
「島」を個人が勝手に立てられるようになって、でもリンデン運営の「本土」とつなぐには課金かかる...ていうモデルをふと妄想してみたけれど、ウェブ経由で島に直にいけちゃうわけだしムリか。どーするつもりなんだろうこれ。

執拗に金の話を気にしているのは、持続可能な運営あってこそのSLだと思うので。現在のSLがコケてもアバターやらアイテム作ってる
ヒトの手元にはデータが残りますが、やっぱり世界からつながってる万オーダーの知らないヒトに見てもらったり使ってもらえるデータだからこそ意味があるわけで。
オープン化することで万一リンデンこけてもSLが生き残る可能性は高くなってはいるのですが、運営って鯖とクライアントがあったらできるわけじゃ全然ないし。

おまけ
セカンドライフ日本語版 マグスル
SLニュースサイトというか、SL内企業サイトらしい。運営は日本。

=今日の時々思い出してあげてください=

The Palace - パレス チャット - 砂上幻楼
前もどっかで思い出して備忘した気もしましたが。

19...何年だっけ、まあネット一般化初期にアメリカの会社が作った2Dアバターチャットシステムです。

  • クライアント無料。鯖ソフト有料(でもそーんなには高くなかった記憶)。有志が日本語パッチを作り、国内でも鯖いくつか立てられた。なんか長崎市だったか熊本市だったか、地方自治体運営?鯖もあったはず(ここ勘違いの可能性アリ)。
  • アバターにユーザーの好みの画像をはっつけることが可能(→だが当時は288kbpsがスタンダードだったので、ちょっと大きな画像つけられるとピンチに。アバター用の画像はたしか、クライアントの指定するフォルダに放り込んでおくと勝手にやっててくれたような...たぶんそこはP2Pでやってたんじゃないかと思いますが妄想)
  • MOD要素あり&2Dではありますが空間内でいちおーアバター動かしたりとか。なんかちょこまか部屋作ったり色々できたよーな気もする。MUDの2Dビジュアル版というか。2DのSLというか。規模はSLがMMOなら明らかにMO級ですが。
  • クライアントをインストールしてると、Webからクリックでクライアント立ち上げ&鯖接続可能...など一応他のネットサービスと連携できないこともないみたいな。

だがしかし、アメリカの本社がコケ(ITバブルはじけに巻き込まれ?とにかく出資者が出なかったんだと妄想。詳細不明。開発チームが音楽性の違いにより分裂したのかも)、その後悲運のシステムとしてあんなものやこんなものと共に時代の波に飲み込まれ...つつも、フリー化されはしたので、ユーザーが細々と運営しているっぽい。

恐らくパレスの場合、ユーザー側にはコストがかからないのはまあしょーがないとして、収益のもとになる鯖運営をしたいと個人なり企業に思わせるような仕組み造りが弱かったのがビジネスとしてアレだったと思うんですが、前世紀に「顧客囲い込みに公式サイトにパレスつけてみっか」と思うような企業なんて、Apple的な意味で相当クレイジーなところか、でなきゃ、つけたパレスで児童ポルノとか交換されたり煽り叩き嵐炎上になるリスクに無知なところしかなかったはずで、いかんともしがたかったような...当時は困った時のAd Wordsなかったしね...