仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

今頃はてな村を発見した件について&「共通知識」としてのhashigotan。

はてな使い出して558日目のあてくしなのですが、「はてな村」ちゅー言い方がいまいちぴんと来ず。
オフったりとか(ていうか既に友達と飲みに行ってるという感覚)、リアル面識あるヒトのはてなダイアリーちぇくとかは日常やってるんですが、点と点を結んでいる状態なわけで、増田とかも見たことはあるけど勘所がよくわからんし、なんつーか実感なかったのですが...

昨日、ブクマコメからhashigotan(まとめエントリ→はしごたんまとめ - 萌え理論ブログ およびタグ「hashigotan」を検索 - はてなブックマークあたり参照)絡みのエントリを拝見し、ああこれ404 not foundで一回言及されてたヒトやわーというのはすぐにわかったものの、なんでこんなもつれてるんだかわけがわかんねえ。しゃーないので、ほわほわとトラバやらコメやらブクマコメ見てるうちに...
ここか!村ちゅうのはここか!と、幾星霜連綿と人の暮らしが営まれていた大陸を後からやってきて「発見」した山師のような心境なのでございます。

自分がなんで村の存在に気づいてなかったかというと、要因がいくつかあって

・「最近の人気記事」とか「注目記事」とか見ていない
クリッピングするのにはてブだとやっぱり字数制限がキツい&整理がしにくいという感覚があって、クリッピングははてダでやっちゃってるんですな。というわけで、はてブはほぼ放置プレイ状態。でも被はてブは見てますけどね。
・はてな内の巡回は加入してるリング&グループのみ

要するに「はてな」内に絞って情報ちぇくするという行動をまったくとってないので、日本語イソターネット一般を対象として日々にらにら色々拝見しつつ、引っかかってくる情報しか拾ってなかったと。興味関心ははてな的ではあるので、普通にすくい上げるよりもはてな関連情報は多めではあったと思いますが。

というわけで、ぱらぱらと拝見してみたのですが、はてなの場合は、グループやらリングでコミュニティ機能をくっつけることもできるけれどやっぱ言及つながりネットワークなのかなー。どっかにクローズドのグループあってにらにらとかしてそうではあるけれど。

丁度こげな話も出ているしんくろにしちーっぷりなのですが、
WIRED.jp
今のところhashigotanがはてな村hashigotan部の「共通知識」というか、ハブになってるのね、と自分に頷き。
ただこの場合、固定された「知識」ではなくて、肉入りのhashigotanとその他村民の諸々が纏綿とくねくねしていくことで日々維持されてる部ではあるので、立ち位置としては大変あやうい部分があるんじゃないかと危惧するところもございますが。

「共通知識」バナ、マスコミュニケーション研究で言う「議題設定機能」的な部分と、メディアが生み出す「共同性」(→『想像の共同体』:近代人は朝の礼拝の代わりに新聞を読むんだみたいなヘーゲルのコメントが引用されてるあたり)的な部分と、両方重なってるような気もしないでもないですが。ていうかもともと「議題設定」と「メディアの共同性」がニワトリ卵な関係なんで重なってて当たり前なんですけれど、そのへんのほにょほにょをも少し考えたい所存。

=07/12/04追記=
403 Forbidden

はてな村」の興味深い現象の一つとして、「顔が見える」ことも挙げられると思います。多くのソーシャルブックマークでは、ほとんどの人が自分用にコメントを書いています。しかし、現在は自分で読み返すよりも「他人のウケを狙う」コメントが多い気がします。そして、多くの「ウケ」を取れる人は「個」として認識されていき、「ああ、この人ね」という状況になっていきます。

これ、なんではてブだけそうなったのかなー……はてダと連動してる&はてなキーワードで横にたどりやすいちゅうのもあるのかしら。
なんにしてもいなげな空間ではございます。本来、「空間」ではないのだけれど、このネットワークを可視化する方向にまとめるのなら3Dワイヤーフレーム風に枝が伸びていく方向しか想像つかね。