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日本でのSLバブル、その背景@ITmediaニュース。

金融・経済コラム:Second Lifeに3度目の正直をかける企業、従来型メディア、代理店 - ITmedia ニュース

blogを見逃し、SNSを見逃して、もうそのへん周りのサービスには必死なんすよ!!というお話。分かりやすすぎて涙。

が、メタバースがいつかはプラットフォームとなる勢いで来るかもしれないとは思うのですが、Second Lifeがそれになるとは全然限らない...というかいろんな意味でムズい。

一番大きいのは、ライトユーザーである消費者枠のヒトをどう定住させるかがまだ見えてないつうかなんつうか。
たとえば、掲示板でもblogでもYouTubeでも、ぷとしたり書き込みしたりするユーザーよりも、それ見て回るユーザーの方がサービスによるけど圧倒的に多いわけで、少数のなんかする人に圧倒多数の見てるだけの人を足して広告モデルでやりくりできるみたいな。
でもSLなんかだと、見てるだけの人が、たとえ頑張ってクライアント落として頑張ってインストールして頑張ってログインしたとしても、各企業のパビリオンやら建物いろいろ見に行って面白いねーだけで終了しちゃう可能性高い。当然SL内でお金落とさないし、時間もそんなに割かない。

いったん関与しだすと面白くなってくるとは思うんですが、その敷居って、低い人にはめちゃめちゃ低いけど、高い人にはめちゃめちゃ高く、そして高い人の方が恐らくヨノナカかなり多いんではないかという予感。

その意味で、プラットフォーム級なメタバースていうものが実現するとしたら、純正な?メタバースサービスよりも、関与させちゃうノウハウを持ってる既存サービスが3Dアバター化した形態、たとえばハンゲ3.0やら、mixi3.0やらモバゲ3.0になっちゃいそうな予感もしないでもない...それはそれでメタバースじゃ全然なくなるかもですが。アイテム課金ウマーでひゃっほい商法とか。分散しちゃってプラットフォームと呼べるほど集約できなくなっちゃうかもとか。そのへん、鯖用意すれば勝手に互換島作れてしまえるsplumeにはプラットフォーム級まで成長するかもな期待大なんですが...どうなることやら。鯖維持コストをうまく分散させてしまえば相当ラクな予感はあるけれど。

なにはともあれ、関係者の皆様におかれましてはメタバース的なサービスの中でどう立ち回るのがベターなのか、Second Lifeでスキル上げ頑張ってください...みたいな。本気でSLをプラットフォームとして選択して持続的になんかやっていくのなら、中まで入れたヒトが根付くためのなにかを色々しないといけないと思うんですがね。
てか、最近、Second Lifeに言及すると何よりもアフィリトラバうざいんですがみたいな昨今。文化果つる地だな...

=参考=
エラー|Ameba(アメーバブログ)

ソーシャルメディアとしてのブログやSNS(抜けているが動画共有サイト)。
そして、次がsecond lifeと言う仮想3D空間。
この流れは正しい。

しかし、この間の「技能格差」は、今までのブログやSNSとは、ちょっとだけ違う。
ワープロが出来れば楽しめるブログやSNS。
仮想3D空間を楽しむためには、ワープロの技能だけでは不十分。
ある程度のIT技能が必要とされる。
だからこそ、少し難しい。

さらに、何をしてもよい自由があるので、創造性や主体性が無い個性の人は、かなり凹む。
「なんだ!このゲームは!」
となる。

そうした過程を通り、少しずつだが面白くなるのである。
最初から与えられた「楽しさ」を満喫するものではない。
自分で「楽しみを製造」しなければいけない。

そうした視点から立てば、second lifeの日本語化が本格化すれば、当然、意見は分かれる。
・つまらない
・ぜんぜんつまらない
の2通りしか表現できないであろう。

ぐうの音も出ない真実が...