『共在感覚』(木村大治)
- 作者: 木村大治
- 出版社/メーカー: 京都大学学術出版会
- 発売日: 2003/11
- メディア: 単行本
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■買うものと買わないもの:『共在感覚』『マインドサイト』『ソクラテス以前の哲学者たち』 - 呂律 / a mode distinction
経由で。
かなり面白そう。
アフリカの一部で見られる、「情報交換」とか「受け答えのある会話の流れ」みたいなフツーのうちらの「会話」感を吹っ飛ばす謎の言語...習慣つうのもへんだけどなんかメソッドを軸になにやらほにゃらら。
■結ばれる - 書物観光篇Ⅰ(詳細解説?)
自分の発話で空間を満たしていくことで、自分が社会のただなかにいることを感じる。また誰かが声をあげる。自分と会話しているわけではないが、同じように自分の発話で空間を満たし、社会のなかにいる自分を確認する。これが「共在感覚」である。
コミュニケーションの基底になっているけれど、データとして非常に切り出しにくい*1、相互に波長を合わせる関係つーか「ざわ...ざわ...」な感覚やってるぽい予感。
■共在感覚 ホームページ(著者の頁)
最後のへんはねと社会についても言及あるっぽい。
*1:切り出しにくい、と書いてから、人間工学方面になるのか、エントレイメントに関する研究について前に伺ったことがあったのを思い出した...