仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

ガンホーGM事件、その後。

色々ネットニュースも反応でてたっぽいくて追記。
ガンホーの『ラグナロクオンライン』での通貨不正作成で思うこと(1):Garbagenews.com(旧)
が...5回目の

繰り返しになるが、ある一定数以上の会員を集めたネットワークゲームは、単なるゲームでは済まされない。仮想社会を構築するコミュニティーであり、それを管理する会社はその会員数に相当する一地方公共団体、一国の政府や財務当局と同じ重荷を背負っていると認識すべきである。

プレイヤーの一部はたぶんそう思っているだろう、とは思いますが、しかしそんな覚悟を開発・運営に負わせるというのはぶっちゃけムリじゃね?感がひしひし。ただのネットサービスですよネットサービス。そう思わないとビジネスとしてムリ。

所謂web2.0企業は「一般企業が性悪説に則って想定しうるリスクを回避するために支払うコスト」を取り除くことによって成り立っている。

※ここで想定されてるのは当然YouTubeへん。

性悪説に則って、設計する、ビジネスモデル構築するってなったら、自由度めっさ下がりますよとりあえず。で、当然課金高くなる。ゲーム内の活動で得られたゲーム内資産が一応「財産」として法的に認められる代わりに、税金もばっちりとられることになるだろうし、で、運営はプレイヤーに対して、鯖が逝けば当然吹き飛ぶゲーム内資産を保証しなきゃなんないから、もの凄い額の保険かける羽目になったりとかとかとかするので当然大企業じゃないと参入不能、多様性は失われて、ハイファイブみたいなおもろい人がガツンと起業してやるぞゴルァみたいなことは非常に出て来にくくなる環境になって、それこそ国内ならFFシリーズとか大ブランドのタイトルしかなくなっちゃう、みたいなコンソールで言うところの続編主義方向に行きかねない。そのへん、性悪説ベースでの開発・運営になった場合の変化をどのくらい覚悟して言ってるのか、どうなのよどうなのよどうなのよと問いつめたい。

ラグナの情報管理体制が恐らく甘かったのは甘かったんでしょうが...ヘンなことさせない、しにくい仕組み作りはもちろん大切ですけれど、たしかネット上での最初のグラフィックつき有料仮想コミュニティ「ハビタット」(ルーカス・フィルム)は、ユーザーの揉め揉めがアレでサービス打ち切ったという風の噂もあるのです。
たしか、AOGCで誰か...たぶん石山隼行さんだったと思うけれど(全然違う可能性アリ)、運営=神となっちゃうとヤバイとかなんとか仰ってたような気がしないでもないですが超うろおぼえ。メモどっかいった。

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あと、韓国の動向なんかも交えて。