仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

で、自民党のブロガ懇談会第二回。

参加者は41名だったそうで。
こちらから参加者の方のトラバリストがみれそうです。

前回は、目を通したエントリーがたまたまそっち流れだったのかもですが、総裁椅子に座ってみるイベントとか、質疑の時間短そうとかで、自民党主催のブロガ異業種交流会なのか?て印象でしたが、かなり違う雰囲気になっていたようです。

自民党の「第2回メルマガ・ブログ作者との懇談会」に行ってきた - ガ島通信

『何もやっていない。NTTの広報であれば新入社員レベル。テレビをモニターしたり、新聞をスクラップしたり。あと、自民党には国民の声という電話があるんですが、民主は留守電ですよね、4,5人の嘱託の方が誠実に対応してくれているんですが、それを回覧するだけじゃなくて候補者にフィードバック。髪形についての意見を伝えたこともありました。失敗はマニフェストの作り方。部会から上げてきたものを使ってしまった。要約版を竹中さんと作ったんですが、これが評判が悪かった…』(世耕)

えええええええええ...ですが。だって、PR会社頼んでるんだし(確か一般紙にも出てた。自民はプラップだったっけ。うるおぼえ)、自分とこでモニタリングとかしてないっしょ?とりあえず。

ところで猪口ドレスは広報的にはどーだったんでしょう。
あとさつき様の髪型...上目遣いおちょぼ口70年代アイドル写真風ポーズとか...(公式サイトみて...視線が泳いだ記憶)
物凄いスーツの方はもう一生アレでいってほしい気はしますが。そのへん百合子様に「閣僚をめざすアナタのためのファッション講座(はぁと)」とかしてもらった方がいいような気もしつつ、必要なヒトは絶対来ないんだよなあという悪寒がする。

とりあえずの自民党ブロガー懇談会感想:tracker's burrow:So-netブログ

うむむ、それにしても。私は民主党との懇談会を「ネットとリアルをつなぐインフラ整備」と書きましたが、自民党ではもう一直線にレールが引かれているわけです。つまり自民党の幹事長や政調会長クラスに意見が言いたい人は、ブログ開設して読まれるに値する記事を書いて一定数の読者を集めて自民党にアプローチかければ、行けるんです。そりゃ現実にはそんな簡単なことではないですが、これってものすごく民主的ですよ。恐ろしいくらいに。
 いえそれだけではありません。というかそこまでしなくてもいいです。この懇談会というリアルイベントを中心に、一つのブログスフィア(ブログのコミュニティ)が出来上がりつつあるのです。参加者同士がトラックバックを送り合っているのもそうですし、私自身もトラックバックセンターなんぞ作って一枚噛みました。

blogつながりで政治的公共圏...と言いうるものが現実にほにゃららするかも、て感じになるんでしょうか。

んが、
tokuriki.com:AMN徳力のブログ

Q:今日は東証がヒートアップしたので虫の居所が悪い人も多いと思いますが(笑)
 聞いていると今日は田舎の懇話会と同じ。もっと、実りあるものにするべきだと思う
 これだけ人がいれば全員違う質問があるはずで、これでは、くっちゃべって終わりの会になってしまう
 中川先生も誠意を持って聞かれていると思いますが、これではわれわれを集めた意味が無い。例えば自民党の中に掲示板を作って、われわれの意見が汲み上げられるような仕組みにしてもらわないと、これで終わりでは困ってしまう。
 これでは雑談に終わってしまって、自民党のこれから数年後直面していかなければならない問題を乗り切るための力にならないのではないか。
 私は正直言ってがっかりしました。
 消費税や靖国などテーマを持たせてやらないと時間の無駄だと思います。
 自民党に情報が流れるシステム作りをするのであれば、例えばここに集まっているような良心的な人の意見を出せる掲示板を作るなどしなければダメではないか

世耕さん:
 まだわれわれも2回目ですので、手探りと言うのを理解していただきたい。
 これが記者会見なのか要望を募る場なのかを考えていかなければいけないと思っている。
 来て頂いた方のクローズドな場を作ると言うことも一つだと思うし、徐々に歩きながら考えて生きたいと思っている。

クローズドっていうのもなんだかなぁ。もちろん、閉じてちゃ意味ないんで、発言者は限定、議論は公開するってことにはなると思うんですけれど。
これだけだと、単に「おもしろい、しっかりしたブログ書く」ことで、今までだったら学術で社会的なセンスあるヒトとか、経済界で政治センスあるヒトとかが「識者」として一緒に勉強したり相談乗ったり要望伝えたりとかしていたことに「ブログ枠」が出来る、てところで終わってしまうと思うんですよね。それはおもろくないと思う。

じゃあブロガであることの意味ってなんなんだろ、てあたり、ブログがメディアとして認められてきて、で、(一応)二大政党も対応考えつつある...だけじゃなくて、呼ばれる方も呼ぶ方も掘り下げないと、よーわからん方向にごにょって終了な気もしつつ。

ブロガー懇談会 「懇談」か「陳情」か「取材」か : Keep the Red Flag

要求の指向が見えません :: Parsleyの「添え物は添え物らしく」|yaplog!(ヤプログ!)byGMO

で、もいっちょ。
「自民党メルマガ・ブログ作者との懇談会」に参加して : オーシャンブリッジ高山のブログ

しかし、あまりに個別具体的な質問(とそれに対する建設的とは言いにくい回答)が続いたときは、ぐったりしてしまいました。もちろんそれぞれ非常に重要なテーマだとは思うのですが、そうした個別具体的な政策論は、わざわざブロガー・メルマガライターが全国から集まった懇談会でやらなくてもいいですよね。

ということを懇談会中ずっと感じていたので、僕も最後の方で、

(1) そもそもこの懇談会の目的は?(あまりに散漫な会になっていないか? テーマを決めるとかしたほうがいいのでは?)

(2) 参加ブロガーの選定基準は?(自分は政治のことは一言もブログにかいていないが、何を期待されて招待されたのか?)

というようなことについて世耕さんに質問してみました。
回答としては、

(1) とっつきにくいと思われている自民党をなんとかしたいと思って始めたが、正直まだ二回目で手探り状態。前回は武部さんが参加されていたためか大きな政治の話だったが、今回は個別の政策論になってしまった。次回はテーマを決めてやってみたいと思う。

(2) 全くの独断と偏見。スタッフがいろいろなブログを見て、我々とフィーリングが合うか、継続的にまじめに更新されているか、などで選んだ。

というようなものでした。

ほむふむ...なんだろう、自民としては、市民のご意見吸い上げやるのに無作為で呼んでも意味ないし、「ブログでおもろいことやってる」ことを選定基準に呼ぶ、ていう感覚になるのかなぁ...むーん。なんかもうちょっとおもろいこと出来そうな予感はするんだけれど。ナゾ。

今日は広報学会の世耕議員講演会があるのでドキドキ。ふつーの学会って、発表者じゃなきゃジーンズでも別にいっか、みたいなだらけもアリなんですが(たぶん)、雰囲気かなり違いそうだしどーしよー。スーツが1週間で上がるんならもっと早く作りにいけばよかった。