仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

中国産メタバースサービス「HiPiHi(ハイピーハイ)」の日本事業権をミクシ大株主ngi groupがゲト。

H-Yamaguchi.net: 中国版セカンドライフ「HiPiHi」はmixiと連携するかもしれない

ngiがmixiの大株主なわけで、「日本での事業展開というのは、mixiとの連携も考えているのか?」みたいな質問をしたら、「そうだ」ということらしい。具体的な話はわからないんだが(検討している、というぐらいなんだろうねきっと。先方に話が通っているかどうかも不明)、顧客ベースの拡大を狙うなら充分ありうる戦略ということなんだろう。

ngi group、中国の3D仮想空間「HiPiHi」に出資、日本における権利獲得

マジか!
SNS的な機能をより洗練された形で実装できるメタバースが勝利
・3Diに早く対応できたSNSが勝利
と世間のすみっこで踏んでいためも子ですが、3億5,000万って安いなおい...

もちろんローカライズやら運営やら、どえりゃーノウハウが必要な商売なのでそのへんどーなるのかよーわかりませんが、なんつーかこれがmixiにつながって、んで数百万単位でわらわら始めだしたらあわあわ。

地獄の釜のフタが開きつつある悪寒がしますです。

=追記=
で、これ、β中らしいんですが、そのプレイレポがありました。

ASCII.jp:中国IT小話――中華なSL“HiPiHi”で旅に出てみた。
1枚目に中華農場がなぜSLに入らないかという話があったり。

マウス操作だけでカンタンだが、動作の遅さを感じる部分も

 写真以外で思ったことをいろいろと。まずHiPiHiは、SLに比べ格段に速度が遅く、画面が粗い。また中国内からサービスを利用しているにもかかわらず、SLよりもオブジェクトが出てくる時間が長い。したがってどちらが快適かといえば、SLのほうに分がある。
 また椅子に座ってみるなど、作られたオブジェクトに合った行動ができるか試してみたが、いずれもできなかった。
 SLでの操作は移動をとってもキーボードが必要だが(画面上の各移動ボタンをクリックすれば動かせるが)、HiPiHiは一般的なホイールマウスひとつで動き回れる。画面のどこかをクリックする必要すらない(もちろんキーボードにも前進や回転など各行動のキーは割り振られている)。個人的には、マウスだけで操作できるHiPiHに好感が持てる。

RMT対策のためか、バーチャルマネーはなし
 中国ではここ最近、バーチャルなアイテムやマネーを現金と取引するRMT(リアルマネートレード)に対し、否定的な姿勢をとっているためか、HiPiHiにおいてはバーチャルマネーは存在しない。

 とはいえ、現在のところはHiPiHi自身が“HiPiHi創世記”としているので、将来は現状より改善される可能性があることも補足しておく。

ホイールマウスでいけるのはいいにゃー。

でもSS見てもポリゴン感が結構ある気はする。確かに。これで完美世界級のグラとかになったらスゴスギですが。
ていうか、アレ級のグラで遊ぶのに一度慣れた人間が、SLなりHiPiHiで嵌れるんだろうかという気もちょろっとしてきたけれど、Dryadさんに伺ってみねば。まあ、SSで見るのと違って自分が操作してそこに没入してる時って、リアリティ補完フィルタががーっと働くので別にいいのかもしれん。

それにしても、仮想世界内通貨がナイっていうのはにんとも。ただし、mixiとかとつなげるのならリンデンドルみたいなことは出来ないんで、このへんもどーするんだかみたいな。
山口先生は、後発メタバースが人引っこ抜きのためにリンデンドル買取りとかやるとこが出る可能性もあんじゃね?という示唆されてたけれど、米ドルに交換しちゃうよりもレート良くするとかになるのかな...いったんそのへんのバランスが崩れだしたらリンデン即死な気もするんだけれど、どーなんだろう。


ngi groupの方というか、3Diの方というかどなたなのかこのblogよくわからんよ!
なにはともあれ、HiPiHiの許CEOとお話された時のエントリ。

THE SECOND TIMES : 【現地レポート】HiPiHi社、シンガポールでngi groupからの出資を含むグローバル戦略を発表
シンガポールでの発表会見。

HiPiHi社のグローバル戦略は3つに分けられる。
ひとつ目は「3Dプラットフォームの標準化に関連したハードウエア・ソフトウエアを確立するため、ネットコミュニケーション分野の世界的なリーダーと協力関係を築く」こと。
ふたつ目は「HiPiHiと他のメジャーな3D仮想世界との相互運用を行い、これらの標準化作業を完了することで、異なる仮想世界間の相互運用性をユーザーのためにもたらす」こと。
そして最後が「HiPiHiのグローバル・バリュー・チェーンを確立するために『global market partnership project』『third party developer project』『community partnership project』の3つのプロジェクトを立ち上げる」ことである。

メタバース相互運用って.....ええええええ?

以下おまけ
THE SECOND TIMES : ngi group、新しい仮想空間プラットフォームを提供するHiPiHi社へ出資