仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

文化系女子つーものを巡って色々議論があるらしい(周回遅れ)

芸能界の文化系女子とか - ARTIFACT@ハテナ系
ほわー。なんでん、よーわからんことば世間の人らは考えさるんじゃのー...
て、20歳前後の自分思い出してチェックしてみたら、7項目だった。もう1項目で電波判定カ...いやフツーに眼鏡着用&子供とストッキングがキライでスポーツ苦手な「文学少女」だっただけなんスけど...orz
ていうか、これって端的に小6病チェックじゃねえかと思ったのはあてくしだけ?

で、ぷらぷらとお散歩。
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あー、こちらの解説はわかりやすい。女子としての生きがたさ+妙なところで男に(恐らくは過剰な)希望持ってるとか。

で、ふと思い出した本。

わたしが死んでもいい理由

わたしが死んでもいい理由


バブル期日本以降の社会における「女子としての生きがたさ」描いたつーたらもうこの本でしょう。濃すぎ。家にありますけれど、あの本のまわりはドス黒いオーラが出てます。マジで...

要するに、宅配毒物自殺事件(1998年末。自殺サイト経由で違法に青酸カリを「死なないためのお守り」として売買してたのが、買った方の一人が飲んで自殺→売った方も速攻自殺となってインターネットは悪のスクツ報道がされたんだけれど、サイトオーナーであった美智子交合が朝日新聞に電凸してコミュニティとして機能してたんだと訴え、以後なんかぐだぐだになった事件)で舞台になった自殺サイト運営されてた方の人生紆余曲折〜サイト立ち上げ〜そして事件発生、な経緯をつづった本...なんですが。

といっても『わたしが死んでもよい理由』の女子ノーフューチャーぷりって、情念濃すぎて端的な言葉に翻訳のしようがないんですけどね。まあフェミ的な文脈というのも背景にはあるんだけれど、それに還元しえない異様な濃さをどー扱っていいものか、8年前に読んだ時には皆目見当もつかなんだ。ほぼ同世代なこともあって、「わかる」部分もかなりある「絶望」ではあったんですが...それを言語化するのは、言語化する方も血涙もんですよみたいな。めちゃめちゃイタイ話にならざるをえないしナー。
もう一度読み返せばもうちょいスマートにポイント拾って来れるかもしれないけど、ぶっちゃけあれをもう一度読む体力はない。でもあの本は手放しませんけどね。
つーかこの方、どーされてるんだろう。ちゃんと息してらして、できうることならついでになんか書き物でもしてらしたらいいなとは思うんですが、なにしろあっちの世界な方なだけにナー...かなり特徴ある文体ではあるので、ネット上でなんかしてたらたぶん誰かが気がつく方ではあるとは思うのだけれど、ぐぐろーがどうしようが情報出てこないあたりがはわはわ。

ところで初期椎名林檎との連関はどうなんだろう。文化系女子。特徴からいってもろにハマってますが。ていうか、あのへんだったら端的に戸川純とかもか。って、なんだか濃くなりすぎで本題からどんどん離れていきそうな悪寒。