仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

携帯文化とPC文化の分かれ目。

文化圏隔絶と76世代|近江商人JINBLOG

年代でざっくりと切ってしまうと現在のネット文化圏の中心層はおそらく20代後半〜40代前半、ケータイ文化圏の中心層は10代前半〜20代前半でしょう。ここの違いは「ネットに始めて触った年齢とデバイスが最も大きいのではないか?」という仮説がこの考えのベースにあります。
(再引用)

Windows95が発売になった時点で大学生だった75年生まれが分岐点」

ぽわぽわ。あと性差の問題もありげな気がする。

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前世紀のことですが、ドリキャスと呼ばれるいろんな意味で悲劇的なマスィーンがありまして、いちおブラウザやチャット(IRCベース)とかも出来たのですが、多くのユーザーがソフトウエアキーボードだわ、ウインドウズCEベースだったかなんだかな制約もあったのでJava Scriptへんの制御が違ってたのか?なんか、WebそのものがPCと結構違う体験になってるわ、つかそもそもテレビで見るので解像度が(以下略)ということで、全然違うメソッドのコミュニケーションスタイルを生み出して軋轢とかもありつつ、まあ悲劇なマスィーンなのでそのうち屍累々デジタルガジェット史のどこかに埋もれていったりもしたのですが(たまにはピピンあっとまーくのことも思い出してあげてください)、携帯文化も当時のドリャスとなんつーか似たような感じを感じないこともない。

  • PCと比べると短文。超短文。(PCユーザーから見ると、相づちとか略語ばっかでネタ出してくんねー)
  • 「話しかける」ための敷居がかなり低い。(PCユーザーから見ると、びっくりするほどなれなれしい場合もまま)

若さ故というユーザー年齢層の問題なのか、ユーザビリティの問題なのか、たぶん両方効いているんだと思いますが。

PC内でも、異様に「新着blogリストからてきとーに見てコメントしまくってるとしか思えないユーザーが多い」気がするヤフーなblogとかムラはあるんですけどね。あのへんはアフィリエイトも絡んでるのかなあ。

もっともドリャスはその成り立ちからして発情期男子ベースの文化だった側面もあり、そのへん、携帯文化とはズレるところもありますが。あと、当時はまだブロードバンド普及してなかったので、必然的に従量課金制+家庭内で電話回線奪い合い闘争しつつのネット生活だったちゅーのも根本的に違うところではあるような。今の携帯文化って、ネット定額プラン前提っすよね? 定額にしないまま嵌るとヤバげな悪寒がひしひし。