フランスで電子ペーパー版経済紙を発刊、の構え。
■コメント# | 仏経済紙が電子ペーパー新聞を2008年に発行予定 | スラッシュドット・ジャパン
■お知らせ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
E-Ink来ました。以下読売の説明。
紙のように薄く、折りたたむこともできるA4判の1枚の画面に、新聞の紙面が次々と更新されていく――。こんな、厚さ1ミリの電子ペーパー新聞をフランスの日刊経済紙レゼコーが創刊100周年に当たる2008年に発行することを決め、準備を進めている。
この電子ペーパーは米国のIT企業、E・INK社などが開発中。同社の場合、色の粒子を移動させることで文字や画像をカラー表示する。電気消費は表示画面を書き換える時だけ。ペーパー底部には特殊バッテリーと微小の電子部品が組み込まれ、無線LAN通信機能も内蔵されている。
レゼコーのインターネット・サイトに電子ペーパーを無線LANで接続して、紙面をダウンロードする。午前7時から午後10時までの間は紙面はニュースに応じて随時更新される。無線LANが使えるところならばどこでも、計44ページある同紙の主要紙面が最新の状態で読めることになる。
同紙はこの電子ペーパー新聞発行に先駆けて、07年初めには、無線LAN内蔵の小型携帯端末(縦12・5センチ、横9センチ、厚さ1センチ)で紙面をダウンロードできるサービスを開始する。
- 端末の初期コストは? その負担は?
- 一日分一気にダウンロードしてあとは電力消費だけでいけるの?(ページめくるたびに接続必要じゃちょと困る)
- 表示部が1ミリなのはいいとして、バッテリーやら無線LAN通信部分はどーなってるの?(ほんとのほんとーににペラ紙なの?)
- バッテリーの持ちは?USBから充電とかできるのかなぁ...
- ダウンロードしたデータの再利用は?読み捨てオンリー?
などなど、色々疑問が多いですが。
商用化は2010年よりは手前デスよみたいな報道は前からちらほら見てたけれど、サンプル見たことないんで使い勝手がどーもよく想像つかない。
フランスちゅーと、前世紀の失われた技術ビデオテックス(日本での名称はキャプテンシステム)の専用端末「ミニテル」を電話加入者にタダで配布するという大技で見事社会インフラとして根付かせた経歴もあったり。なんかいきなりよーわからんことするところ、という印象がありますが、かの地ではなにがどーなってるのやら気になるところです。