仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

えーっと第何回だっけ。3回目でした自民党ブロガー懇談会。

今回のお題は憲法改正、あと皇室典範問題だそうで。

自民党 第3回「メルマガ/ブログ作者との懇談会」レポ1――「憲法改正の本丸は9条」「公明より民主の賛成がほしい」[絵文録ことのは]2006/03/08

なんつーか、問題点&ねらいとかがわかりやすくてよろしいですね。主役が舛添だったということもあるんでしょうけれど。
10年くらい前の時点で、ハイソな友達が「友達の結婚式に行ったら中曽根来てたんだけれど、明らかにありゃボケてたよ」とか言ってたような気がしますが大勲位。いやどうでもいいですが。
ただこれって、超世間の隅っこでやってるからこそな雰囲気も感じないでもなく...たとえば、こういうブログのエントリから真っ黄色なジャーナリズム方向にエディットかけられたりして大騒ぎになったりしたら、それどうなんの?という気もしないでもないですが。まぁ世耕議員いるし、なったらなったで彼の経験値上がるだけかという気もする。

しかし、皇室典範問題の方で超ひっかかったのが一点。
舛添議員の言葉の要約ですが。

絶対に男の子を産めと言われるプレッシャーをかけられるところで、ふつう、女性は結婚するだろうか?
(略)
愛子女帝でいい。

そのまんま返してみると

絶対に男の子を孕ませろ(陛下、東宮様はご壮健であらせられるんで、まずないことではありますが、可能性としては下手すると「女帝」相手に)と言われるプレッシャーをかけられるところで、ふつう、男性は結婚するだろうか。

無理だって。生殖能力とジェンダー・アイデンティティの絡まり方って男女で差があると思いますが、男子の方がもっとシビアなんじゃねえかと。
それに、女子の場合はまだ、「婚家の家風に合わせて良いお嫁さんとして生きていく」メソッド(文化的な型というか)が残ってないこともなさげな気がするけれど、「良い婿養子になって養子先に(ry」メソッドなんてそもそもあんまりないわけで(「どっかに養子に行くんだろうなぁ」って思いながらまたーりとしてたのって、江戸時代の旗本の次男三男くらい...?)。旧宮家出身とかしかるべきナニカの年の合いそうな子ども11人(適当)を「愛子様の婿用」に今から育成しとくとかしとかないと。どこの乙女ゲーだよ...育成しといても大人になったらボロボロと逃げられるような気もしないでもないですが。つーかなにをどう育成するのかも皆目見当がつきません。

むしろ女性宮家創設できるようにするとか、そっちからやってかなきゃまずいんじゃないかと。仮に秋篠宮家のお子様が男の子で、先々東宮になられる、ということになっても、30年40年経ったら今いらっしゃる内親王方がみーんなお嫁に行っちゃって、その男の子しかいなくなるわけだし。お嫁にいらっしゃらないとしてもその代限りでやっぱり先細りだし、未婚の内親王がシングルマザーになる、ということも可能ではあるけれど(数十年後でも社会的に容認されるとはあんまり思えないけれど)、それはそれでそのお子様の位置づけを明確にするには宮家創設なわけで。

自分としてはこう、両陛下の三宅島ご訪問の報道とかを見るにつけ、広報効果たけーなというのは別としても、災害やらなにやらで傷ついて、ついでに傷ついていることが速攻忘れられてしまいそうな人々に「私たちはあなたたちのことを忘れていませんよ」と言うことができる存在(ボランティアやら官民で支援していくことと、まったく違う正に「象徴的」な)がある社会とない社会だったら、ある社会の方がいいやと思うわけなんですが。とはいえ、時代の流れと両陛下のご人格からなにやら練り上げられた「祈りとしての皇室」ちゅー役割を継承し続けていくことができるのかっつーのは、「天皇家」をどう定義するのかっつー問題とは全然別個の問題として非常に難しそではありますが。そのへんはどーすんだかなぁ...