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仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

ヤフーニュースの舞台裏@産経

国内では最強なヤフーニュースですが、どんな感じで作ってるのか貴重かもしれない連載が。

iza:イザ!

「よく『世の中を動かす男』とか言われるが、そんなことは考えてもいないし、実際に動かしてもいない。われわれは全国のメディアから記事の配信を受け、全国の読者へ届ける中継係。いわば東京タワーです」
トピックス編集チームを率いて10年になる奥村倫弘(みちひろ、40)は淡々と話す。

ヤフーニュースは月間37億6000万アクセスとけた違い。各新聞社系サイトの10倍に上る。紙媒体に換算すると、1分間で約8万7000ページがめくられていることになるという。

トピックス編集部は自ら取材はしない。代わりに新聞社や通信社、テレビ局など約150媒体と契約し、記事の配信を受ける。その数、1日約3500本。これら膨大な記事から世の中の関心を呼びそうなニュースを1日に50〜60本選び出し、理解を深める関連サイトを紹介するリンクを張り、見出しをつけてトップページへ掲載する。
見出しの文字数は全角相当で13文字までと決まっている。人間工学の観点から、人間がひと目で認識できる文字数の限界とされている。クリックしなくても記事の概要が分かるような見出しを考えるのが、編集部員の腕の見せどころだ。

豊富な経験が要求される約20人の編集部員は、ほぼ全員が全国紙や地方紙、テレビ局で記者や、紙面のレイアウトと見出しを担当する整理記者だった経験を持つ。

iza:イザ!
・デスク?の奥村倫弘氏は読売新聞出身

 「新聞社では中身の濃い記事を書くため10の情報を取材し、そのうち1しか書かない姿勢をたたき込まれる。字数制限もある。けれどそれで本当にニュースを理解したと言えるのか。ネットなら記事だけでなく関連サイトのリンクをつけることで、10のうち3でも4でも載せられるのではないか」

あと、下が出るはずなんで、続きはまた公開され次第で。

ただ「単に中継してるだけ」ていうのは、それちゃうやろとしか言いようがない。自覚してないはずはないだロと思いますが。
データはかなり置き放題とはいえ、トップになに持ってくるのか、どういう見出しつけるのかで「今日の日本において重要であること」の表象が全然違っちゃうわけで。ヤフーニュースしかみない人っていうのはさすがにまだそんなにいないだろうとは思うんですが、それにしても特にネット上への影響力はかなり大きい。
韓国だとポータルサイトを言論機関として規制する新聞法改正案が出て〜...って、これその後どうなったんだっけ。
テクノロジー :日本経済新聞

例えば新聞法改正案では、ポータルサイトがトップ画面で50%以上の割合でニュースを掲載している場合は言論機関としての義務と責任を負うことになる。逆にそれが50%未満の場合は、サイト内でニュースはおろか検索やコメント機能も提供できなくなる。つまりポータルサイトが今までどおりニュースを提供して多くの読者のコメントを集めるには、初期画面に50%以上ニュースを掲載し、新聞法の規制を受け入れるしかない。事業者にとって選択の余地がない厳しい改正案である。

もちろん韓国の場合は2008年の米国産牛肉輸入に関連したデモちゅうかデモってレベルじゃなくね?なアレが壮絶すぎて、んでもってテレビとネットでの煽りがひどい、という認識からこういう規制につながってはいるんですが、日本の場合も構造はおんなじですから。
ナカミはいじってないとしても、取捨選択&見出しは独自(前に読売が著作権を主張して実質敗訴しましたが、見出しは記事の命なわけで)&関連情報のリンクも足すというわけで、立派に「編集」入れてるわけですから、そのへん透明な振りするのはちとよろしくないんではないかと思うワタクシ...
まあ下手に「オレらの視点&オレらの編集」を語ると、既存メディアから「独自取材もやんねーくせになに言ってんだバーヤバーヤ」とおさん臭いジェラシーがめらめらと立ち上ってきそうなので政治的配慮なんだろな…

iza:イザ!
で、下。
産経側のコメントが中心で、だいたい↑のよーな方向と、PVですぐにアテンション見えちゃうわけだから数字に編集が引きずられないかつーハナシ。

ネットニュースの将来について、奥村は「一番心配なのはアクセス数に引きずられて変な商業主義に陥ってしまうことだ」と言う。
政治や経済の記事より、エンターテインメントやスポーツ、興味本位のニュースのほうが圧倒的にアクセス数が多い。サイトの広告収入は数字に左右されるため、編集サイドにはどうしても、数字を見込める記事を取り上げたくなる力学が働く。
「ニュースは普通の商品ではないのに、商業主義に引きずられて、気がついたら世の中に知らせるべきニュースがおろそかにされる可能性がある。特に若いネット世代に大事なことが知らされなくなる。世界で不幸な境遇にある人々へ手をさしのべることもできなくなる。あまりいい未来とは思えないですよね」
奥村たちは、社会的に大事なニュースだと判断した場合、あえて掲載時間を長くしたり、読みやすいサイド記事をトピックスに選ぶなどの工夫をしている。
「ニュースとは個人の興味ではなく、今、社会で何が問題なのかを提起するものだと思う。それは過去130年間、新聞が担ってきたものだ。この役割を抜きにして、ネットニュースはニュースたり得ない」

このへんは正に。