仕事用のめもとか。

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NCsoft社、Linage IIのプレイヤーに提訴される

MMORPG運営上の苦難といえば後門のRMT、前門の廃人問題ですが、その前門の方が。
「廃人になった」:ゲーム会社を提訴、審理開始へ « WIRED.jp

ゲームの世界にのめり込みすぎたせいで、「朝起きる、着替えをする、入浴する、家族や友人と連絡を取るといった日常的な行為ができなくなった」として、ハワイ在住の男性がオンライン仮想世界『Lineage(リネージュ) II』の制作・運営会社を訴えている件に関して、米連邦裁判所の判事は8月4日(米国時間)、この男性の訴えを一部認め、裁判を却下せずに進行させる姿勢を示した(PDF)。

原告であるCraig Smallwood氏は、韓国のゲーム制作会社、NCsoft社を相手取り、中毒を引き起こす性質のゲームによって受けた損害の賠償を求めている(金額は明言されていない)。同氏は、2004年から2009年の間にLineage IIを2万時間プレイしたが、「このゲームに中毒すると知っていたら」遊び始めなかったと主張している。

現段階でSmallwood氏からのコメントは得られていないが、訴えには、被告のNCsoft社が、「原告をはじめとするLineage IIのプレイヤーたちに対して、その危険かつ欠陥のあるゲームの特徴について警告・指導を行なわず、また、ゲームの安全かつ適性な利用について適切に警告・指導することを怠った」とある。

よくわかんないけどこの報道のソースになってるぽい裁判所の文書っぽい(PDF)
5年間で2万時間、1年間で4000時間...1日あたり11時間弱か。最初の1年か2年くらいは社会的生活と両立してたけど、どっかで破綻>起きてる間はべったり生活になっちゃった感じかしら。稀にある話ではございます。
そういえば、ちょっと前に師匠のところに遊びにいったら、ひきこもりの研究したいという中国から来た留学生な方がいらして、「矯正施設で電気ショックとかマジでやってるんですか?」てお伺いしたらば、やっぱりいかんともしがたく現実にそういうことをしている模様でうあーでしたが。北米でのネトゲ依存治療ってどうなってるのかしら。
といっても、「警告・指導」てどういうものが想定されているんだろう…
FFXIはログイン直前に「ネトゲは楽しいけど、リアルが大事だお!あんまりハマりすぎっといくないお!人生ぶ壊してまで遊んで欲しくないお!」的なメッセージ(かなり大意)が出てきて、2回目以降は読まずにボタン押してましたが、ああいうのでもこういう裁判になったら防止策としてカウントされるのかしら…警告として効いているか効いてないかでいったら、効くわけないでショとしか言いようがありませんですが。