宇宙戦争ZERO
- 出版社/メーカー: アルバトロス
- 発売日: 2010/03/10
- メディア: DVD
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ツレがB級映画好きなもので…
お話の舞台は19世紀末のコロラドの田舎町。
パッケージすら見てなかったんで、「宇宙いつ出てくるん?」と不安になってきたところで、そのまま巨大昆虫ぽいエイリアンが登板。なにこの「大魔神」的な展開。
あっちゅう間に町の人は虐殺されて、
・絞首刑にされかかってた元軍人の強盗
・その元恋人の女医
・へたれ保安官
・挙動不審な科学者だか技師だか
・雑貨屋のおっさん
・最初に殺された農家?の奥さん
・女バウンティ・ハンター
※革のインバネスみたいなの着ててちょっとカッコいい。メジャー制作ならミシェル・ロドリゲスがキャスティングされそうな役回り。
・もう一人囚人
というメンツで戦うんだか逃げるんだかということに。武器は残弾数チートしてるぽいフツーの拳銃と雑貨屋のおっさんの売り物のダイナマイト。現代だとホームセンターに立てこもってもさすがにダイナマイトはそのへんで売ってはないだろうから、この時代の方が戦闘力高かったかもしれんね…
でもCGはそこそこ頑張ってるし、脚本もそんなふっとんではないです(設定はヘンだけど)。
その分、逆にアルバトロス的なはっちゃけ感というかイヤッホオオオオウ感は弱かったです。一応劇中でH.G.ウェルズに言及あったりもしましたが。
概して地味な映画ではありました。
真面目にやってるのはわかるのですが、もちょっとどっかでスペクタクル!な場面があったら良かったんだろうなぁ…でも大田舎町だから「逃げ惑う大群衆」とか「大群衆に目からビーム連射」とかムリだし。巨大宇宙船からエイリアンがぽてぽて落ちてくるのもえらい遠景になっちゃってたし。
立てこもったのが刑務所というか拘置所だったんですが、せめて教会の鐘楼くらいにしておくと、「町のそこここにうじゃうじゃ沸いてるエイリアン!」の絵ぐらいなんとかなったかも。
このジャンルに強いこだわりのある方以外は、眠れない夜中にテレビでやってたらご覧になるとよいかもです…