仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

地デジ対応大画面テレビ+Wiiをリビングに設置したら家族のリビング滞在率がうpした

地デジ対応大画面テレビで「お茶の間」復権! 「家ナカ研究会」などの調査で判明 : J-CASTモノウォッチ

電通噛んでる「家ナカ研究会」ちゅところがあって、

この部分の研究されてるのは、慶大文学部・大森貴秀助教という方の模様。

サンプル家族のリビングに、地デジ対応大画面テレビと娯楽コンテンツ(Wii)を設置し、設置の前(ブロック1)と後(ブロック2)、そして撤去後(ブロック3)の計3ブロックにおける、家族のリビング滞在時間や会話の量、テレビ視聴時間などの変化を分析。この臨床実験は、リビングに設置した定点カメラで録画した映像をもとに、「38040個」のデータを分析・検証するという、過去に類を見ない臨床実験だ。

実験結果を見ると、ブロック1、ブロック2における「リビング滞在率」の変化は59%から67%に、また、「リビング滞在人数」も1.09から1.22へとアップ。また、ブロック1からブロック3への変化を見ても、「リビング滞在率」「リビング滞在人数」双方で値の上昇があった。これらの数字は、地デジ対応大画面テレビと娯楽コンテンツ(Wii)によって、「家族のリビングライフと家族間コミュニティーが活性化し、お茶の間が復権したこと」、そして地デジ対応大画面テレビと娯楽コンテンツ(Wii)の体験を通して「家族のコミュニケーション密度が増加したことが、家族の絆を強めたこと」を意味している。

Wiiの仕様であるとか、CMの作り方とか諸々見ると、個室から家族引っ張りだしてWiiで結びあわせるのが任天堂のやりたいことなんだろなー感は発売前から濃厚にあったわけですが、実際そういう効果があるっぽという結果を第三者が出したのはすごい気持。

が…具体的な研究データが家ナカ研究会のサイトにもない…
研究論文で出るのかなあ……ソースを明示してくれないと困るお;;
少なくともサンプル家族数、調査期間等々概要見たいノー……(のの字)

て、大森さんのお名前でぐぐったらなんかある!!
KOARA authors contents list
心理学で、メディア受容経験そのものをやってる方…でいいのかな?

・読むことの官能性 : 心と情報メディアの相互作用の解明と新たな方法論の開発
 心の解明に向けての統合的方法論構築 : 平成14年度成果報告書.(.)
・マンガの読みに見る心的機構 : 文字と画像の融合的知覚と物語生成
 心の解明に向けての統合的方法論構築 : 平成14年度成果報告書.(.)
・ゲーム性の導入に見る心的機構
 心の解明に向けての統合的方法論構築 : 平成14年度成果報告書.(.)
・マンガにおける視線誘導要因の推定と眼球運動の制御
 心の解明に向けての統合的方法論構築 : 平成15年度成果報告書.(.)
ビデオゲームにおける面白さの即時的・行動的測定法の探索
 心の解明に向けての統合的方法論構築 : 平成15年度成果報告書.(.)

……って、なんかこの報告書ってネットでは未公開くさいんですが…
これって紀要とも違いそうだしどこいったら見れるんじゃロ……ちょっと調べておこー。