仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

ジャイケルマクソンの死と、想像の共同性の壊乱

《ジャクソン以後》の世界: マスカルチャーなき世界 | JOURNAL | FERMAT
参照先。ニューヨークタイムズの記事で、ユニオン・スクエアの群集がなんかジャクソンぽい踊りとかしてたとかいう話から始まる時代ばなし。

書き手は、こうしたことを日常的に経験しながら、ユニオンスクエアの場面を目撃した。
だから、こんなことはもう二度と起こらないだろうと直観した。
それは、
「自分と同じことをしている人、同じことを感じている人を想像することが容易か」
それとも、
「自分と異なることをしている人、異なることを感じている人を想像することが容易か」
この二つのうち、どちらがよりリアリティがあるかと聞かれたら、後者の方の選択が圧倒的に自然に思える時代になった、という実感があるから。それが、MJの死後の文化状況を直観させた。

同年齢のマドンナとかそれなり以上にパワー持ってるアイコンも現存ではあるけれど、「なんかしらんがジャクソンぽい踊り」とかまねとかそういうもののやりやすさ、わかりやすさでは突出してたきもち。
一度見たら「ああアレや」いうのわかるから、身体あんなに動かんとしてもそれ風の動きすれば通じるだろうってあてにできるんですよね。そのへんほんとに「アイコン」。
もちろん、世界の音楽やらポップカルチャーに与えた影響は広く深いんだけど、なんぼまねっこ出ても同定可能であるというか。まねっこすると自動的にオマージュになってしまってパクれない。
マドンナの真似ー!て黒のコーンブラしても、いまじゃ別のアーティストと間違われそげではある。
そいやひょうきん族とか日本のコント番組でもやってなかったっけ、と思ったらあったあった。

=おまけ=

セブの刑務所。

もともとリハビリの一環として集団ダンスのトレーニングしてたとこっぽい。今じゃ観光コースに組み入れられてるってすごいなー。
踊る受刑者1600人 YouTubeで大ヒット 写真2枚 国際ニュース : AFPBB News