仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

北米ドラマ→Second Life内不思議和風建築

えー、世界中の人々と握手(はぁと)できちゃうSecond Life
当然、非=ネイティブのニホンスキーの方々も人それぞれの日本文化を構築されていらっしゃったりします。

・ハブロック神社で知り合った、イギリス人浪人に連れて行かれた謎SIM。「Nippon」
 江戸風町屋があって、城があって、御所?という設定のよくわからん建物もあったりしたけど、途中で明らかに中国になったり、なんかカオス。SIM名にはjaponとかなんとか入ってたけどうろ覚え。

・HOSOI ICHIBA
Hosoi Ichiba - Japanese Buildings, Japanese Furniture & Lifestyle
ごらんのとおりのハイクオリティなんですが、製作はオランダの方。
すっごい忠実に作ってあるところと、どうしていいのかわからんくなるところとギャップがカオス。
灯篭が未知なマシネマも絶賛公開中。

・イギリス系?の801SIM。なぜか和風で獣人アバター...
 訪問記はコチラ。BLがその筋のグローバル・スタンダードになってるくさい件。 - 仕事用のめもとか。
 道場?地味系お寺っぽい建物はそんな違和感なかったです。掛け軸にBL絵が貼ってあることをのぞいて。

・お友だちのRamonaさんちのご近所。
 御簾多用で、なんとなーく平安時代っぽい雰囲気ではあるんだけど、なんかわけわからん。

逆に、非西洋ユーザーが西洋風のお城♪と作ったものが、向こうから見たらなんかおかしいお!とネタになってることもあるだろうし、どっちもどっちじゃあるんですがっていうか、HOSOIで屋根がかかってる橋を作ってて、日本てこういうのやんないよねーとか言ってたら年末に金比羅山いったらデザインの細部は違うけど思いっきり屋根つき橋があって、日本にもあったのかよ!!だったりなのですが、それにしてもなんというか、
なんつーかこう...てんでばらばらに混ざってるんじゃなくて、あちらはあちらで「日本てこういう感じだべ」てイメージがそれなりに確固としてあるっぽいけど、そういうのってどっから沸いてるんだロ、と不思議だったんですが。
エイリアス」ちゅー父娘がCIAの潜入エージェント、ママンはKGBだかなんだか旧ソ連系の敵組織というよーわからんアメリカのドラマを見てたら、なんか東京に舞台が移ってターゲットがよくわからん「その筋の宿」に行くことに。隠れ家(笑)旅館でも行くのけ?とぱちくりして画面切り替わった瞬間、あー!これこれこういう感じー!が怒涛のように。

・日本庭園...のはずなんだけど、これって要するに茶畑...?
※「ブラック・レイン」でも謎の茶畑に囲まれた日本農家風の建物が出てきてたけど、同じところ?
・なぜか「障子のみの壁」で囲まれた部屋で、芸者か舞妓かはっきりしないねーさんにマッサージしてもらう

特にこの、四方が障子で土がないというか下手すると柱もない!というのが非常にツボでした。HOSOI級だとさすがにそれはないんですが、障子とか和風テクスチャはいろんなものがフリーでも出回ってるんで、素直に壁に貼っただけだと、ほんとに「障子だけで柱がなくて、でも瓦屋根が載ってる」という作り方になっちゃうんで...

ちなみに、そこの女性スタッフは
・舞妓並みの白塗り。ピンクのアイシャドウをひろーく塗ってる。
・だが袖はは振袖ではなく短く、帯は太鼓
・髪は丸髷?なんかよくわかりません
・中国?の丸い半透明の団扇をなぜかもってる
・たぶん長襦袢は着てない(同じ格好に変装したヒロインが華麗にハイキックしてた)
みたいな感じでした。なんだろうこの生き物...
そいやこういう謎サービスの描写、『チャーリーズ・エンジェル』(映画の方)でも確かあったな...

観光庁設立とかほにゃららで色々政府やら関連業界がんばってたと思うのですが、こういう謎イメージはどう考えてるんだろ。
このドラマ、21世紀入ってからの作品ですから、素で「俺、日本に行ったら芸者ガールに足踏みマッサージしてもらうんだ...」と円高にもめげずに来日した観光客も一定いらっしゃいそうな悪寒。皆様のガッカリ感を想像すると、ちとカワイソウな気もしないでもない。