ゲーム内広告ていけてるかも?な実証実験+1988年のゲーム内広告。
■ゲーム内広告は効果あり――米調査 - ITmedia ニュース
米Microsoftの子会社でビデオゲーム広告ネットワークのMassiveは8月8日、ゲーム中に表示する広告の影響に関する調査結果を公開した。調査は調査会社Nielsen Entertainmentが担当している。
調査は北米在住のゲーマー600人以上を集め、2つのグループに分ける形式で行われた。両グループともにElectronic Artsのカーレースゲーム「Need for Speed Carbon」をXbox 360でプレイしてもらい、一方のグループは単にゲームをするだけ、もう一方のグループにはプレイ中にMassiveが提供する広告を表示した。その後で、両グループに対し広告とブランドに関する同一の質問を行い、回答の違いを比較したという。
その結果、広告を見たグループでは、見ていないグループと比べてブランドの認知度が平均64%上昇し、ブランド評価は平均37%アップ、購入を検討する率は41%増となった。
また広告は、自動車、食品および日用品、ファストフード、技術関連ツールの分野から提供し、分野別にも比較を行った。
調査に使用した自動車メーカーに対する購入検討率は、広告を見たグループの場合見ていないグループと比べ69%上昇した。スナック食品の場合では、購入検討率が71%高まり、ファーストフードの場合、その評価(非常に好き、ちょっと好き)が39%高まった。技術関連ツールでは、ブランド評価が 70%アップとなった。
なんかえらいめちゃめちゃ上がってるんですが...上がりすぎだろういくらなんでも。数字の丸め方とかにマジックありそうな悪寒がする。つか、広告はどんなもんだったんだ。
■ITmedia +D GamesFÆèÒÅàyµV×éu}IuU[Yv (3/3)
1988年、ファミコンディスクシステムの書き換え専用ソフトとして、「帰ってきたマリオブラザーズ」が発売される。通常、店頭でのディスク書き換えは500円だったが、このソフトだけは400円だった。
なぜかというと、永谷園がスポンサーになって、広告料を払っていたからだ。オープニングなどに、同社商品のコマーシャルが表示される。
ゲーム内容は「マリオブラザーズ」とほぼ一緒だが、敵キャラクターのグラフィックが変わっているほか、アーケード版にあってファミコン版でカットされていた敵キャラや演出が再現されている。
また、最初のファミコン版ではできなかった、ジャンプ中の軌道修正ができるようになった。つまり「スーパーマリオブラザーズ」と同じ感覚で操作できるのだ。
「永谷園ワールド」というモードでは、ゲームオーバー時にスロットマシンで絵柄をそろえれば復活が可能。さらに、一定以上の得点を出すと、抽選でプレゼントがもらえるパスワードが表示された。
当時はもう「スーパーマリオブラザーズ3」が発売された後で、「マリオブラザーズ」には今さら感があったかもしれないが、発売から時間の経ったソフトを廉価版として再発売するとか、古いゲーム機向けに発売されたゲームを動態保存する、ゲームアーカイブ(記録保管所)的な発想は、後の「PlayStation the Best」や、Wiiのバーチャルコンソールに通じるものがある。
そして、ゲーム内広告のはしりとしても注目に値する。最近、特にアメリカでゲーム内広告が注目されているようだが、ファミコンではすでに20年近く前から、こういう事例があったのだ。
ちょwww1988年にゲーム広告やってたのかよwww
クライアントが永谷園というのが不可解...って、ウィキペディアにあった。
■マリオブラザーズ - Wikipedia
ファミリーコンピュータ ディスクシステム
1988年、ディスクライター書き換え専用ソフトとしてリメイク発売。当時、「マリオカレー」などのキャラクター商品を発売していた永谷園がスポンサーについたため、通常500円だった書き換え価格が本作については400円に引き下げられた。タイトルは『帰ってきたマリオブラザーズ』。ゲーム中に同社の「マリオカレー」「お茶漬け海苔」などのCMが流れたことも話題になった。
また、ディスクシステム起動画面が本作を彷彿とさせるものになっている(パワー床を模したと思われるスイッチをマリオとルイージが突き上げ合い、画面を明るくしたり暗くしたりする。ファミコンミニ ディスクシステムセレクションでも、特殊な起動方法を行えば見ることができる)。
にゃるほど。