仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

国産携帯向け3D仮想空間+SNSサービス2種。

「メタモ」

携帯向け3D仮想空間+SNSサービス「メタモ」。7/31に開設されちゃいました。Ask.jp謹製。
Ask.jpが携帯向け3D仮想空間 - ITmedia ニュース

いまいち詳細わからん部分もあるので、公式行ったら先生!プレスリリースが出てません!

しゃーないので報道から。3Dといっても見下ろし2Dだべこりゃという感じですが。
で、内容は〜

3D空間は、専用アプリをインストールして利用する。自分の家を3D空間上に設置したり、木や道を好き場所に作ったり、アバターが着る服を購入したりできるほか、他ユーザーとのチャットやジャンケンゲームも可能だ。
 SNSでは、日記を書いたりコミュニティーに参加したり、無料ゲームで遊んだりできる。
 家を建てるためには、仮想通貨「メタポ」が必要。メタポは会員登録をするともらえるほか、日記を書くなどSNSを積極的に利用すると増やせる。メタポを使ってユーザー同士でデジタルアイテムを売買することも可能だ。
 まずNTTドコモの端末に対応した。KDDI(au)とソフトバンクモバイル向けサービスは8月末に始める。

「メタポを使ってユーザー同士でデジタルアイテムを売買することも可能」ていうのが謎。アバター服は課金アイテムぽいんですが、CGMもできるのかな? できるとしたらこれドット絵でいけそーなので敷居低そうではありますが。
「町」の感じはHaboっぽい。ただこれ、家の内装できるのかなー? そこが相当大事な気がする。日本人の「ワタシのお部屋みせびらかし」にかける情熱をがっつり受け止められる仕様だったという一点でいまだにUO生き残ってるくらいだし。
アバター、フツーにかわいいんだけどX脚ぶりに引く。カイロ行った方がよくね?

=追記=
やがて日が過ぎ年が過ぎ 世界が色あせても
速攻潜入された方が! 
てか、オープン翌日でガラガラって…。オープンβ商法が激しい&スタートダッシュ好きの多いネトゲじゃほぼありえんなー……
初日にログイン障害出まくり鯖落ちまくりで祭りが3日くらい続かないと、サービスインした気がしないんですが。どうなんだそのへん。

ついでにコメント頂きました。(→SLに関するオンラインパネルディスカッション@CNETをMMORPGプレイヤーの視点から。 - 仕事用のめもとか。

THE SECOND TIMES : 【レポート】モバイル仮想空間SNS「メタモ」、今後の一手は?
SLの日本語ニュースサイトさんも速攻潜入。

コミュニケーションについては、カフェなどでのチャット以外にも、道で会う人と「ジャンケン」ができる。このジャンケン、単なるお遊びではない。メタモ内の仮想通貨「メタポ」がなんと100メタポ賭けられているのだ。広告をクリックしてもらえるメタポは3メタポ程度であることを考えるとかなりの額。出す手の選択も慎重にならざるを得ない。そのせいか、なかなか勝負を受けてくれる人がいなかったが、1回だけ成立した勝負ではあいこの後になんとか勝つことができた。
これ以外にも会員間でメタポを利用したアイテム素材の売買が認められているなど、仮想通貨を単なる「ポイント」ではなく、会員間のコミュニケーションを促進するツールとしてとらえているようにみえる。これも仮想空間を形作る一要素となっているようだ。
集客目標は「半年で100万人」(同社広報)としつつも、ターゲットとしている若年層へのアプローチについては「状況を見て検討」(同)と、具体策が見えない段階だ。目標数字については気持ちの表れと見るべきだろう。

ヘタすると唯一の「メタモ」内で知らないヒトと出くわすきっかけがこの敷居の高さ...
ジャンケンの仕様決めた方、とりあえず頭丸める心の準備をされた方がいいかもいいかも(号泣)

モバゲのありえない勢いの急成長っぷりはもちろん、地上波でCM打ちまくって呼び込みしたっていうのが大きいんですが、オープンしてから「状況を見て検討」って...
ログインしてもヒトいなかったら2回目のログインないっスよ。コミュニティ系のサービス...と思うんですけど。
アレゲな人向けサービスとか、脳内メーカーとかblogやらなにやらに組み込みやすい一発ネタなら使い勝手のいいもの作って置いておけば勝手に大膨張するもんだったりはしましたけど、「ヒトがいないコミュニティ系サービス」ってサー...
SLの場合、丸4年かけてじわじわと増やして(恐らく途中で広報屋入れて)やっと有料会員10万まで乗せてきたんだけれど、それを携帯でやるつもりなのかなぁ。
いやはや世間は不思議で満ちております。

「ちぷやタウン」

で、携帯電話向けの仮想世界「ちぷやタウン」。メディアグルーヴというところがやるそうで、07/09/15にオープンβ開始の予定。

ケータイ向け仮想世界「ちぷやタウン」、9月公開 - ITmedia ニュース
アバターかわええのぅ...メタモよりもアレゲ寄りっぽい印象です。自分がコレ使うというのにはためらいを覚えるF2層なめも子ですが。アレゲな人とか芳紀なお嬢さん方とかにはどーなんだろう。感想急募。
って、こっちもリリースねえわ...
Mgmg.tv(運営本体サイト)

しゃーないので再度報道から。

ちぷやタウンには、アバターアイテムやデコメ素材を購入できる「店舗」、タウンの地図などが見られる「警察署」、企業がイベントを開ける「イベントスペース」などが並ぶ。

 ユーザーは、アバターを動かして他アバターとチャットしたり、ポイントを使ってアバター用の服やアクセサリー、デコメ素材などのアイテムを購入したりできる。ポイントは広告をクリックしたり、他ユーザーにちぷやタウンを紹介するともらえる。

 マイページとして自分の「部屋」を持つことができ、購入したアイテムを飾ることができる。部屋からプロフィールや日記を公開したり、メッセージを送受信することも可能だ。

 Flashベースで制作しており、専用アプリ不要で利用できる。同社はPC用のFlash作成ツールも提供。ユーザーがPCでオリジナルのアバターアイテムやデコメ素材を製作し、店舗で販売することもできる。

専用アプリ不用、で、パソコンは必要だけどCGM可能。CGMアイテム取引も可能。あらまあ...
ただこれ、SNSにコミュニティ機能があるのかどうか謎ですね。あれがあるかないかがコミュニティ性を大きく左右する。
あと、お友達を「部屋」に招けるかどうか。FFXI、いちおう「部屋」はあるんだけれど、他のプレイヤーを招けないので内装要素は一応あれどほんと哀しい...SS撮って人に見せてもナー。一緒に見たいんだよナー。

8月1日から、ちぷやタウン内に出店する企業を募集する。出店料は1カ月当たり100万円からで、店舗でアバターアイテムを販売したり、イベントスペースでイベントを開いたりできるほか、街に広告を出したり、企業の宣伝カーを走らせてアバターにチラシを配るといったことも可能だ。企業オリジナルの街を丸ごと制作するなどといった要望にも応える。

月100万てことはそれは基本料金で、町構築とか別? アバターアイテムは毎月何点までは作るとかって感じの契約かもですが。
たかッ...という気はしますが、代理店にあれこれ頼んで、それなりのオブジェクト外注だしてっつーとSecond Lifeでも相当かかるだろうし、携帯でコレで数百万級まで行ったらまあそれくらいの価値はあるか。最盛期数十万とかだと哀しいけど...

いやはや大変なことになってきました。来年くらいから?と思ってたけど年内から携帯については蠱毒モードに入っちゃいそうな勢い。
ユーザー急増した時の鯖負荷をカバーしやすい技術&追加投資できるだけの体力、同じくユーザーが急増した時の荒れ要素を押さえ込みやすい設計があるかどうかへんで勝負が決まるんかのぅ。

そいやFlashベースといえばリヴリーというものがこの世にあった...と思い出してちと公式見てみたら、携帯では待受アプリやら素材出してるくらいの感じの模様。ちょとズレますな。
ケータイリヴリーアイランドのご案内

=感想=
いわゆるWeb2.0企業の皆様におかれましては、とっととリリースまともに書ける広報担当者雇ってくださいちゃんとプレスリリースページ更新してくださいお願いします。
同名他社ってことはないよね...? すげー不安。
つーか、MMORPG分野だと集客どかんと達成するための広報なりキャンペーン手法なり、荒れ抑え&定住促進仕様なり色々ノウハウ積まれているのに、なんかなんもないとこから作ろうとしてない? という気が激しくします。せっかく累々と積まれてる屍を活かしてあげて...