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『バジリスク』レビュー@うさだblog

うさだBlog / ls@usada's Workshop

マンガは山田風太郎スキーも感涙のほとんど初めてといっていいくらい原作に忠実な作りだなと見ていたんですが、アニメもその延長の模様。石川版『魔界転生』までふっとんでればもう言うことはないんですが、ハンパにアレだと全自分が号泣なんで。

だがしかし、本当に恐ろしいのは、風太郎読み進めると『甲賀忍法帖』はえーと...山で言うと7合目くらいのあたりかなー...自分の感覚としては。もちろん最初の忍法帖ということでエッセンス濃いですが、「もっとオモシロイ」のがぞろぞろ出てくるですよ。あまりにアレらしくて黒歴史化している『忍法相伝』以外で自分がダルめに感じたのは...『黒白草紙』『江戸』『秘書争奪』『信玄』『忠臣蔵』くらい。つうても、異常に面白いのが多すぎるからという相対的なところで。

個人的には、忍法帖群(緩くとって「忍法」が出てくるもの)ならば、頂上が『柳生忍法帖』(せがわまさきが『甲賀』の次に『柳生』もってきたのは本当に正しい)『くノ一忍法帖』(ある意味一番忍法帖らしいと思う)あたり。そのちょい下あたりにずらずらと『魔界転生』(剣豪対決シリーズという方が正確)『伊賀─』『風来─』(麻也姫の可憐さは異常)などなど。そのちょい下に『忍法封印いま破る』『銀河─』『忍法剣士伝』(剣豪対決シリーズという方が正確)『忍法八犬伝』などなど。

なにが言いたいかというと、天草四郎は雑魚。