仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

地域子育て情報誌+SNSもあるぽい?「ワイヤーママ」とか「はっぴーママ」

超周回遅れという気もしますが、たまたま中部経済新聞(07/11/14)で紹介記事見たので。

まず「ワイヤーママ」の方から。
ワイヤーママ - Wikipedia

・母体は徳島県。01年創刊。
・サイトには雑誌掲載情報は載せず、情報交換&交流用掲示板を提供(書き込み1日4000件)→記事にすくい上げ。
・オフ会盛ん
・フランチャイズで現在8カ所で展開。徳島に呼んで編集や掲示板管理を研修

徳島が対象で、子育て中のヒト対象で1日4000件て凄くない?

で、社長blog。原田剛さん。まだ34歳の方なんですが、ついでにかなりネタ士の模様。「四国とオーストラリアの区別がつかない人は入室禁止じゃ!!」ってトップページに入ってる。対岸のクリンゴンで生まれ育っためも子ですらそのキャズムは正直しんどいのですが、それはさておき。
四国徳島ではためく社長のブログ
微妙なところではたらいてないし!*1ついでにはばたいてもいないし!

上記紹介記事中には、周りに頼れる人があんまいないわ、育児雑誌は東京中心だわ、子どもの数が少なくて公園デビューとかもないわで助かってるという読者の声アリ。地方在住だから親元地元とも限らないしなあ...いやほんと大変です。

「はっぴーママ」
妊娠の兆候、妊娠初期から出産、育児/子育てまで - はっぴーママ.com
・ブロックライン(東京)がSNSサイト運営。14万人登録。
・12地域のタウン誌が育児情報誌を発行。+3地域で創刊準備中。
・目玉は表紙モデルのオーディション。希望者は全員撮影して誌面に載せちゃう。双方向性醸しだし。

地域情報とかテーマ特化情報の集積&発信にICTが異様に強いのは確定的に明らかなわけなんだけれど、特に「ワイヤーママ」の方は面白いキモチ。本気で地元発というか。普通は「はっぴーママ」みたいにICTが絡むところは外で集約して各地で既にタウン誌ノウハウ持ってるところがついでに展開、みたいな仕組みで考えると思うんですが、「ワイヤー」の方は、編集とCGM部分のつながりが太いわけなんで、フランチャイズでやることにこだわりもたれていたらしい。SNSではなくて掲示板ベースなのも、SNSだと日記と日記にコメしあいとかで充足しちゃいがちだから、もうちょい広いところに引っ張り出したいとか、戦略的な配慮がありげではありますです。

2007年11月12日のブログ|原田剛オフィシャルブログ「ワイヤーママ社長日記」Powered by Ameba

ところで、女子率高いネットコミュニティは独特のしがらみ方というか荒れ方をしがちじゃあるんだけれど、そのへんの対応どうやってるのか激しく興味があります。東京で講演とかないのかにゃー。

*1:ちなみに、「はたらく社長」でぐぐると、渋谷を筆頭にもの凄い勢いで各地ではたらく社長のblogが出てきます。対して、「はためく社長」は、ざっと見たところ、四国徳島ではためいてるだけの模様。勝利。