仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

結局ほんとにやるんだったら鯖/クライアント方式捨ててP2Pベースしかないんじゃねみたいな。

ネトゲ研究日誌:メタバースの萌芽 - livedoor Blog(ブログ)様経由

【4Gamer.net】[週刊連載]奥谷海人のAccess Accepted 第108回

どっかのカンファレンスでの関連レポ読んだ時([AGC 2006][メタバース][Second Life]#11MMORPG界を覆い始めた“メタバース”@4gamer - 仕事用のめもとか。)にもちょと感じたことですが、なんつーか理念がよくわからん文脈でがっちりいっちゃってて、びみょーに引き気味な気もしないこともないですけどメタバースねたで。

可能な限り多くの人が自由かつオープンに仮想世界にアクセスできるだけでなく,プログラムに自在に手を加えたり,独自のスペースを作り出したりすることができるところに大きな違いがある。

とかまあコンセプトはわかりやすいし、良いシステムならたぶん面白いだろというのはあるんですが、「自由かつオープン」とかついちゃうあたりに西海岸なイデオロギーというかなんというか。私企業運営+課金アリのSLはダメとか言っちゃうあたりなんつーか。へんな方向に狭いなぁという印象。妙に潔癖というか。

2Dでもメタバース名乗っちゃってよいものならMUDでそれはそれなり以上に実現されていたわけなんで(たぶん。タークルの翻訳でしか知らないけど)、そっちの偉いヒトが来たというのはわかりやすい気もしつつ。
ネットそのものが、「自由かつオープンに文化(ギーク風味)」→「企業サービス+勝手にトラバとかしないでください><大量流入」→「(ギークにとっては)ヌル化」という流れにはなっているというか、MMO的なところでいえば今で言う同人運営に近いMUD→UO(この作品自体このへんの過渡期の象徴という気もしないでもない)→あらかじめトラメル化しまくり仕様EQ他→勝手にトラバ(ry向け基本無料カジュアル系タイトル大増殖という感じではあり、オレらがやりたかったことはこんなことじゃねえんだちゃぶ台ひっくり返しモードな心とかもありそではあり。

しかしいかんともしがたくセキュリティとかなぁ。どうすんだべという気がしないでもない。ユーザーはメタバース内のオブジェクト作るだけじゃなくて、スクリプトつけたりもできるのが大前提なわけだし。それで穴ないようにするってどんな神設計であろうとムリじゃね?
なんにしても、恐らく固定された鯖を運営するモデルではコストがどうにもならないので、もし「自由かつオープン」を突き詰めるとしたらP2Pで自分と近い位置にいるヒトとデータをリアルタイムで交換しながらやるしかな気もしますが、光前提にしても全然速度足りない悪寒。基幹網とかでパケットうにゃらうにゃら制御するシステム自体もっともっと速くしないとみたいな。でもアルゼンチンとかからつないでるユーザーが側に来たら重くて死ぬ死ぬ死ぬ。

と技術はまるでわからんめも子がのたくっております。