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「コミュニティを問いなおす―つながり・都市・日本社会の未来」広井 良典 著

日本の地域コミュニティはいかにしてわずか100年で解体したか? | Kousyoublog
本自体も面白そうなんですが、

最後の「研究(創造性)」については「知的な探求あるいは知識や文化の創造ということが人々にとっての主要な関心の柱のひとつとなり、「大学」の意義が新たな重要性を帯びるようにな」るとともに「その土地の地理的特性や環境、歴史性等を踏まえたローカルなレベルでの知や、福祉、環境、まちづくり等に関するNPO等の活動が活発になっていくので、それらと呼応しながら「コミュニティの中心としての大学」」が意味を持つという説なのだが、僕は少し懐疑的ではある。

おそらくその役割の多くはインターネットが担う。知識や情報についての関心は地域コミュニティの枠からはみ出てもっとグローバルに展開するだろう。大学はその情報源の一つとして重要な役割であり続けるだろうが、地域コミュニティのコアとして果たして大学が機能するかどうかは疑問だと思う。

ちょこっとメモですが。
・少なくとも日本の大学は持ってるコンテンツをまだ全然ネットに出してない。本気だしたらかなり凄いことになる...はず
※それには有償でやってる講義その他との兼ね合いどーするかとか、出すことでどうメリットを得るのかってところを詰めないとあかんのではありますが。
・大学がハブになるというのは、むしろ地域コミュニティのハブにならないとかなりの数の大学が生きていけなくなる可能性が高いというハナシでもある
※土日は基本空いてるんだし、サードプレイス的なほにゃららをローコストでやりやすいはず...なんですけどね。もちろん施設管理コストはかかるけど、社会的な意義はあるけれど、同じスペースの飲食店とかホール借りようとかなったら続けていけないことっていっぱいあるわけで。
※だけど90年代へんだっけ、都市圏の多くの大学が郊外移転&地方公立大とかもど田舎につくられたりして、実はそういうプラットフォームやるには地の利がよろしくないケースも相当あるんではないかと。

日本コミュニティの変遷は非常に興味があるところなので、近日中にげとしたい気持ち。