仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

携帯版GREEがモバゲ抜いて、PC版も「リアル」方向に大改修。その頃サイバーエージェントも

グリー躍進、本当の理由(前編):日経ビジネスオンライン
びみょーなところでSNSになり切れなかったゆびとま除くと国内初のSNSサービスながら、速攻mixiに水をあけられ、なんかしらんが携帯で頑張ってるらしい...と思ってたGREEが、なにやら携帯分野でモバゲータウンに肉薄というか営業利益なんかでは追い抜いた、その強さの秘密みたいな連載で、なんつーか水滸伝的に一騎当千の兵が続々と集結してますよみたいなストーリー。

んで、ユーザー数押し上げの決め手になったのは、09年春の広告キャンペーン。
グリー躍進、本当の理由(前編):日経ビジネスオンライン

 モバイルに特化したGREEのアクセスは、そのほとんどが携帯電話経由。2007年7月にモバイル向けGREEをリニューアルした時、13億件だった携帯電話からのアクセスは、同じ期間で約13倍の171.7億件にまで増大している。
 この間、突出して増えた月がある。2009年4月に124.9億件だった携帯電話からのアクセスは翌月、171.4億件に急増した。1カ月で46.5億件の純増は過去最高記録。要因は、リニューアルやサービスの変更はなく、広告宣伝である。
 グリーは2009年4月から6月、過去最大規模の広告キャンペーンに打って出た。テレビ、新聞、雑誌のマスメディア媒体に加えて、渋谷駅周辺の屋外広告スペースをジャック。4月から6月の3カ月で稼いだ純利益の77%に当たる11億円を、広告宣伝費に投じた。
 ただし、上場して資金に余裕があるからといって、闇雲につぎ込んだわけではない。どれだけのコストをどのメディア媒体にかけると、どれだけ会員数が増え、どれだけ会員が活動し、ひいてはどれだけグリーの決算に反映されるのか…。
 博報堂出身の小竹が、広告宣伝費の費用対効果を図る方程式を作り、厳格に管理したからこそ、大きな勝負に出ることができた。

要するにROIを見た広告打てる仕組みを作ったちゅうハナシで。
グリー躍進、本当の理由(前編):日経ビジネスオンライン

 「グリーの一員となって活躍したい」。小竹の腹は2008年初夏には固まっていたが、博報堂の上司などから強く慰留されたり、引き継ぎに手間取ったりしたため、入社は2008年11月にずれ込んだ。ここから小竹は一心不乱に働き続ける。その最大の功績が、広告の費用対効果の解析だ。
 小竹が入る以前からグリーはテレビCMなどの広告を出し始めていたが、「この金額くらいは会計上問題ないから、使ってしまいましょう」という考え方だった。これを小竹は、「これくらいのリターンがあるから、ここまで広告に投資してもいい」という考え方に切り替え、テレビCMの量を2倍以上に増やすなど、積極策に打って出た。そのための計算式を、大学院で学んだ統計学を生かしつつ作った。
 むろん、容易なことではない。テレビCMを打てば会員数は増える。しかし、そのうち何人がCMの影響を受けたのか、CMを見て入会した会員はどれほどの価値があるのか、定義するのは相当に難しい。
 新シリーズのCMを2カ月間流すとして、最初に現れた効果が最後まで持続するわけでもない。地域や時期によっても効果は変わる。つまり、変数が多すぎる。しかし小竹は粘り強く仮説を立て、自分なりの方程式を完成させた。小竹は言う。
 「顧客の行動履歴はすべてサーバーに残る。ある程度、因数分解できることが、この会社の強みだと思うんですよね。昔は『お前、幾ら儲かるんだよ』と聞かれても答えが全然出せなかったけれど、今は、あれこれ試しながら出せつつある。楽しいですよ」

ダイレクトにデータとって分析取れるし、ごにょごにょ色々できるとはいえ、どーやってるんだこれー!
ほぼテレビ見ないんで接触した覚えがないですが、マスメディア広告だと普通は検索広告ですよね。それだと来た時間しか見れないし...入会時になに見てきたのか訊いてるのかしら。謎。
関係ないけど、ガストのテーブル広告とかもやってるらしい。こっちはQRコードだからガスト経由で来た子は判別できるか。
Twitter / iketomo: ガストのテーブル上のグリー広告いいね。勉強に飽きた学生がコン ...

んでPC版もテコいれすんよ!ミニブログ方向にTL方式にすんよ!というお話。
PC版「GREE」がTwitter風にリニューアル 「日記+足あとはもう古い」と田中社長 - ITmedia ニュース

モバイルのノウハウを取り入れ、PC版のユーザーインタフェースも、シンプルに分かりやすく改善した。「モバイルサイトはシンプル。以前作っていたPCサイトが分かりにくく難しいもので、多くの人に受け入れられるものではなかったと、3年間のモバイルサイト構築経験から分かった」

にゃるほろ。
サンシャイン牧場で久々にmixi入ってしみじみ思ったんですが
・機能多すぎ。もはやわけわからん。超高性能リモコン状態。チャンネルと音量だけでええねんて。
携帯が伸びてPC版が落ち続けてるのは、端末の優位性だけじゃなくてPC版の「ぱっと見てわかるかこんなもんヴォケガIV」ビリティにもあると思う...UIでわかりやすくしようとしてるのは感じられるんですが、仕組みが複雑怪奇なもんをガワでなんとかしようとしても限界ありますわ。
・つーかなんで誰のページ見てもオレンジなん?と素で思った...
放置しすぎ。
・wasser慣れちゃったんで、日記/コメントの間合いがめんどくさすぎて絶望。
TL方式&イイネボタン最強! mixiなうもやってみたんだけど、会話の切れが「放置」にしかならないんでモニョモニョするんですわ...
・つーかなんで広告がイマージュしか来んのけ?
一度もクリックしたことないんですが。こちとら年代性別居住地渡してるんだから、もっと合いそうな広告が色々出てきて、自分の好み覚えてくれたら広告枠もお買い物情報として使えるのに...ひょとしてがんがん日記書いてたらキーワード拾ってちゃんとマッチングしてるのかもだけど、それにしてもそれなら全然書かない40前後首都圏在住♀向け広告をランダムに出してもいいわけだし...まさか排他的契約やってるんじゃないよね?
等々。

ちゅわけで、数は力!論理で国内一強だったmixiですが、案外こりゃどっかが本気だせばひっくり返せるのかも感も。
上場してどっかんどっかん金できて、次を考えるっていうときになんつーか...えらい身動きとれない雰囲気になっちゃったのがなあ。というかこんなに大きくなるとか考えてなかっただろうし。

タイミングがわるいですが|渋谷ではたらく社長のアメブロ
そしてその頃、サイバーエージェントも「Amebaなう」を12月スタートで始めるかも...

というわけで、主戦場は「リアル」やるプラットフォームに移りつつある模様ですがいやはやどうなることやら。