仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

最近見たB級もろもろ。

『ジャンパー』

ジャンパー (特別編) [DVD]

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日本公開がわりと重なってた『ウォンテッド』と似た厨房プロット。
だるだるな主人公が生得的な能力に目覚めてウハー→太古から色々陰謀している組織と対立とか。
なぜかモーガン・フリーマンが双方で陰謀組織の幹部〜親玉なのが謎。仕事選べというかなんというか。
『ウォンテッド』はVFXとジョリー様が圧倒的だったし、ヨーロッパ編の特急シーンが凄かったりでまだ見れたけどこれは...厳しい。VFXにも華がないしなー。
B級ならではのタハーな味わいも薄く、素直にスルー推奨。見んでええわ。

『プテロドン 零式戦闘機vs翼竜軍団』

プテロドン [DVD]

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設定一発勝負のB級映画王道。
第二次世界大戦中、アメリカになぜか女子のみで航空機を輸送するチーム(乗組員5名だったけど、そんな少人数で回せるの?)があって、とある南太平洋の島までB-29を送り届けたら、超極秘任務で速攻テニアンまでとあるブツを運んで♪(はぁと)ということになり、しゃーねーなと仏頂面大佐および部下2名をのっけて向かってたら、嵐のさなかに謎のダメージ受けて、どこだかよーわからん島に不時着。日本兵と遭遇してぎゃぼー!とかやってたら、よくわからんプテラノドンみたいなのに襲われてぎゃー!みたいな...
テニアン、B-29とそろったところで故郷クリンゴン出身者なら98.2%がオチに気づく仕様はとにかく、CGのプテラノドンもどきとか航空機が...なにこれ...
見た目で言うと、『ジュラシックパーク』(最初の奴)を1ジュラシックパークとすると0.2ジュラシックパークくらい。実感性まるでなしというか、とにかくぺらいというか。ぐっぐるしたら製作年が2008になってるんですけど、どう考えても前世紀レベル。iMac×Blenderでもこれくらいなら作れるんじゃあるまいか...ライティングとかシェーダーとかなにもかも金かかってなさそうです。
「南太平洋の島」と言いながら、実写の海がまったく出てこない、植生がどう見ても熱帯じゃねくね?とか日本軍の拠点(一応)が、アメリカのホムセンで稀によく売ってそうなログハウスキットくさいのはなぜなんだぜ?などなど低予算感がぷんぷんというかなんというかですが。なんじゃこりゃ。

=犠牲者の皆様のコメント=
「プテロドン 零式戦闘機vs翼竜軍団」DVD|少年はカブト虫を通し生命の尊さを知る|ブログ|紅鯨|みんカラ - 車・自動車SNS(ブログ・パーツ・整備・燃費)
プテロドン 翼竜対ゼロ戦&B29!: なだログ

翼竜とはいえ、ゼロ戦(旧型で533.4km/h)、B-29(574 km/h)より速い...
・日本兵が卵掘り出しちゃったのはいいとして、いつの間に親になって繁殖しまくってるんだろ。もともと恐竜天国島でーって話では一応なかったと思うんだけど...途中で寝た覚えはないんだけどなんか根本的に誤解してるのか?私。
死亡フラグがわかりやすい。前にコレ見たっけ...?と不安になるくらいわかりやすい。家族の写真持ち出すとからめぇ!
・アレがアレした後...大丈夫だったの? 防護装備なんもなかったんですが。

個人的には、明らかにヘアアイロン使わないとできない髪型を維持し続けている女性兵士が気になって気になって仕方ありませんでした。口紅も眉も鏡あればできるし、そんくらいの私物なら持ち込めると思うけど、ヘアアイロンはなぁ...B-29はエンジンやられて死亡中だし、予備電源もあんまなさそーだしっていうか、第二次世界大戦当時ってカールはどうやって作ってたんだっけ。
飲みながら、なーんやそれ!とツッコミ入れて楽しむ分にはよろしいのではないかと思いますが、でもこのへん、一般的な名作映画よりも趣味でぱっきり分かれるところなので、自己責任で。
翼竜vs.戦闘機のドッグファイトは、金突っ込んでまじめに作ったら面白い絵にはなりそうなんだけど、作りこんで意味があるかと言われればどうだろう、としか言いようがないので、このままでいいや...いろんな意味で。

『ジュラシック・レイク』

ジュラシック・レイク [DVD]

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これまたB級恐竜映画。また恐竜かヨ...と思いながら見始めると、アレ?どっかで見たような人が...
『プテロドン』の大佐が、微妙にインディ・ジョーンズ風味な未確認生物動物学者に転生していました。だからお前ら仕事選べよ!!!!

『プテロドン』は設定一発勝負だったのですが、こちらはなんだろ...うーん、ストーリーとしては、田舎の湖(スペリオル湖)になんか恐竜が沸いて町がパニックなのー!みたいなあるある恐竜映画なのでどうでもよくて、未確認生物動物学者が色々持ち込んだ謎武器くらい? どーしてもB級恐竜映画みたければ『プテロドン』の方がいいかも...
恐竜はブロントサウルス型のちょいちっちゃめ+なんかよくわからんエリマキトカゲみたいなのがついてる、みたいな適当感満載なのですが、ぽよんぽよんとしたおなかを揺らして歩く姿はちょっとカワイイです。あんな体型で陸上でまともに走れる気はしませんがっていうか、よく考えたら本気で走れば逃げれるんちゃう感もなくもないな...
というわけで、無事ほにゃららして良かった良かったで引き上げる時に一人パーティメンバー忘れちゃってるのが...ていうかアレで全滅させたとは到底思えないんだけどとか、なんかもう巻いて巻いて感が募ります。
恐竜のCGは↑よりもはるかにマシではあるんですが、大人の事情で被害者の同定しやすくしないとマズい時以外、頭からぱくー!な襲い方しかできない子たちなのが謎。
そいや『ジュラシック・パーク』シリーズとか、手を替え品を替えいろんな襲い方&襲われ方してたよなー...あれってやっぱ名作だわ。

=犠牲者の皆様のコメント=
『ジュラシック・レイク』 | La.La.La
ジュラシック・レイク - [SAMPLE]ビデオながら見日記

それにしても、MY桟橋にMYボート置いておいて、釣りしたりお買い物にいったりというライフスタイルはちょとうらやましい。主人公?の高校生は地元を離れたくないから大学イラネで強気赤毛美人保安官やってるママと揉めてる中なのですが、気持ちはわからんでもない。
もうちょっとぱっきり晴れた日の映像中心にして、むしろ観光映画にした方がよかったかも...