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トヨタ×meet-me。あるいは若者ってどこにどんなかたちでいるのー?

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トヨタのmeet-meの話。
SL的に言えば「単なるSIM出店」てレベルじゃなくて、行き来はできますけど、どーやら「TOYOTA METAPOLIS(トヨタメタポリス)」のサービスをフルに受けるにはそっちにアカウント持たなきゃいけなかったりというレベルっぽいので、SLで言うと、リンデンがオープン鯖を企業向けに立ててそっちで独自サービスさせつつ本土にも接続してる、という感じなのかな。実際にはリンデンはそういうことやってるわけじゃないんで、比喩ですが。

んで、↑の記事、トヨタの規模から言えば端っこ事業とはいえ、国内メタバース事業で考えるとがっつりやってるのかというあたりの解説記事、ということで、まず若者のクルマ離れ風潮のお話。

9月にモバイルリサーチ事業を運営するネットエイジア株式会社が行ったネットリサーチ(全編Flash型ネットリサーチ「リサーチTV」により実施、男女20歳〜59歳の1600名より有効回答)によると、「自動車に興味を持ったことがない」と回答した割合が、男性では20代前半で26.3%、 20代後半で25.6%。4人に1人以上の若年男性が車に対する関心を持っていないということになる。
 嗜好の多様化、燃料をはじめとする自動車維持費の上昇など、原因は複合的だと思われるが、少子高齢化という大きな流れとあわせて考えると、自動車業界にとって市場の縮小傾向は明らか。潜在的ニーズの掘り起こしに真剣にならざるを得ない状況であると言えるだろう。
 ちなみに、同リサーチでは、30代以上では車に興味を持ち始めた時期を「小学校の頃」と答えた人がもっとも多かったのに対し、20代では「大学生の頃」が他の時期を上回るという結果も出ている。自動車免許を取得するまでのティーンエイジャーの時期、自動車への興味関心が「空白状態」になることが、若者の車離れの根本にあると考えられる。

はいはい。3/4関心もってるんならいいじゃないという気もしないでもないですが。75%近くても満足してもらえないほど、殿方ってクルマに興味持たなきゃいかんもんなんじゃろうか...謎。

でも、3Dメタバースって、国内だと子ども向けのもんじゃないんですよね。
子どもにゴリゴリ3D動くデスクトップ買い与える親なんてそういるもんじゃなし、ちっこい子が家庭でどういうマシン触ってるのか調査とか不勉強しらんのですけれど、今の20歳くらいの学生のレスポンスペーパーとか見てると、パパの持ち帰り残業用のったりマシンをちょこっと触らせてもらうとかそのへんから入るもんぽいし...

で、もいっこ引っかかったのが、

コンテンツ内容や都市デザインを実写・アニメ映画監督の押井守氏が監修したことからも窺えるように、同社がターゲットにしているのは、若年層。

軽くのけぞる。押井はアラサー以上というかアラフォーというか、通好み高年齢マニアというかそんな作家だと思ってたんですが、「若年層」....「若年層」ってそれ何歳くらいを指してるの? どっちかちゅうともうパパ世代が押井スキーのコアなんじゃないかという悪寒。そういうパパに当たった子なら知ってるかもだけど。
ここはほんま意味わからんデス。

中高生を補完したいんだったら、モバゲでなんかやった方がよくね...?とパチクリな気持ちなのですが、まあ携帯でしかも2Dベースでクルマのわくわく感表現とか厳しいちゃー厳しいけど、なんかこう...なんかズレてるよ!
個人的には、メタバースに色んな企業だったり組織だったり個人だったりがやってきて、社会に排除される方向にいかない程度に自重しつつ色々ごちゃごちゃやって、世界の深みを増していただけると嬉しいので、トヨタが頑張るのは熱烈歓迎なんですが……ほんとにいいのー!?
クルマ離れ対策なら、「仮面ライダー未来の車が色々」「ふたりはiQ」「ポケットトランスフォーマー 翡翠」とかでいいんじゃないかという気もかなりするんですけど……