仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

ジュディス・バトラー『自分自身を説明すること』

08年8月8日発売予定:ジュディス・バトラー『自分自身を説明すること』 : ウラゲツ☆ブログ
まだアマゾンのデタベスに反映されてないぽい。8/8に発売の模様。

内容:他者との関わり合いにおいて主体は形作られ、他者への責任=応答可能性において主体は自らを変革する。道徳が暴力に陥る危険性を問い質し、普遍性の押し付けによって個性を圧殺する倫理的暴力の論理に抗いつつ、危機の時代に「私」と「あなた」を結び直して希望の隘路を辿る、剣呑な哲学。暴力論叢書第三弾刊行!

目次◆第一章:自分自身の説明[呼びかけの光景/フーコー的主体/ポスト・ヘーゲル的問い/「あなたは誰か」]◆第二章:倫理的暴力に抗して[判断の限界/精神分析/「私」と「あなた」]◆第三章:責任=応答可能性[ラプランシュとレヴィナス ――他者の優位/間になることをめぐるアドルノ/彼自身を批判的に説明するフーコー]◆訳者解説:「倫理」への転回

原著:原書:”Giving an account of oneself”, by Judith Butler, 2005, New York: Fordham University Press.

概要見る範囲では、フェルマンの『語る身体のスキャンダル』みたいな方向なのかなー。
『語る〜』は、すっごい好きだったんだけどあまりにテンション高くて自分のディシプリンでは扱いにくかったので、もちょっとフツー希望。でもバトラーだから...