仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

googleの3Dアバターサービス「lively」

茶を噴いた。
Official Google Blog: Lively no more
とりあえず窓向け。専用アドオンでIEか炎狐みたいな。
で、アバター&おうちカスタマイズ+YouTubeとかの動画をテレビに組み込むとかもできますよっと。

グーグル、「Second Life」ライクな仮想世界「Lively」を発表 - CNET Japan

Googleで同プロジェクトを担当するエンジニアリングマネージャー、Niniane Wang氏はこう述べている。「Livelyは、インターネットと統合されており、代替の目的地ではない。われわれの狙いは、Livelyをユーザーの現実の生活に追加することだ」
 既存のインターネットとの統合は、いくつかの形式で提供される。ユーザーはまず、インターネット上のどこかに保管された写真や動画などのコンテンツに接続できる。また、既存のウェブページにLivelyのエリアを埋め込むことも可能で、Googleが作成したウィジェットを使ってMySpaceや Facebookのページに表示させたり、ブログに組み込んだりできる。また、通常のウェブアドレスをメールで送って、友人に参加を呼びかけることも可能だ。
 Livelyではユーザーが独自のオンラインスペースを設定でき、自分の部屋、牧草地、無人島、あるいは筆者がデモ版で試したようなシリコンバレーの仮想オフィスパークなどを利用できる。衣装やアバター(Second Lifeと無縁だった人のために一応説明しておくと、アバターとはオンライン世界でのユーザーの化身)のルックスも変えられる。もちろん、話すこともできるし、後方宙返りも、握手も、ハイタッチもできる。

デザインは頭身大きめ、目も大きめ。要するにブライスつか、北米・EU子ども向けデザインぽい方向。

Second Lifeとの違いは、ほかにも若干ある。Livelyでは仮想通貨を提供していない。また、ドラッグ&ドロップ形式のインターフェースを採用し、より使いやすく設計されている。そして、少なくとも今のところ、ユーザーによるプログラムには対応していないので、家具や服、ヘアスタイルなどは、Googleが用意したカタログから選ばなければならない。

通貨ナシ、CGMナシ。子ども向けデザイン。建物のデフォルメの感じとか、WoWっぽい印象。
そのへんで「メタバース」ではなく「3Dアバターサービス」かなーと。
国内サービスで言えば、競合はSLじゃなくてmeet-meへんになりげな。splumeはあれはSLと違う方向のCGM志向だからまたちょい違うかなと...とも思うけれど、ブラウザ+プラグインちゅーかアドオンちゅーかで動かすという意味ではsplumeの方向性と丸かぶりではあったり。splume、もうちょいCGM空間作成がこなれてくれればなー。

それにしても、例えばコンソール向けゲームメーカーとかパッケージ商売に慣れてるとこならとにかく(端的にいってまだまだβ中のPS3の「Home」 参考:ゲーム読解(新清士) :eライフ :テクノロジー :日本経済新聞)、グーグルがやるのにCGM要素ないっていうのは結構びっくりな気もするんですがどでしょね。
カタログにユーザーがあぷろどとか後付けでもできそうなことではあるけど...うーん、コンテンツ管理まんどくせなのか、いきなり鯖落ち祭は死ぬるとかなのか謎。
て、オープンβ始まったとこですもんね。二次βとかでCGM要素突っ込んでくる可能性もあるし。
なんにせよ、切り口がなんでコレなのかいまいち腑に落ちないので、ぱちくり。

Googleがバーチャルワールド「Lively」を始動
て、あれ?

Googleは、サンプルの部屋をいくつも用意しており、それをコピーして変更することができるほか、ユーザーがゼロから自分だけの世界を作り上げることもできる。

CGMあるやん!
CNETの説明だと、用意されたものを配置だけ自由にできる感になってるけれど、どっちが正解!?
ゼロからちゅうたら普通テクスチャとかオブジェクトデザインから〜だけれど、このへんテックチャーチの中の人の印象次第なんでにんともかんとも。

Googleの3D仮想空間サービス「Lively」、続々部屋が増殖中 (1/1):MarkeZine(マーケジン)
現在のデザインはテスト用ので、将来的にはユーザーも作れるとかなんとか。
つっても、
・テクスチャから自作可能、スクリプトもつけられる。要するに丸ごと(Second Life
・色は自由。形状は固定だけれど重ねることで「見立て」でものづくり(UO、ダイナスティア)
・服などのアイテムの形は固定でドット絵風味に柄を含めた編集が可能(ぶつ森
とか色々あるわけで、どのへんでくるのかなー。
アバターのデザインのあくが強いし、デフォがあれで色々混在するよりアレで統一してくれた方がすっきりしそうな気もする。UI的には敷居低い感じでやろうとしてるっぽいから、ぶつ森方向なのかなぁ……いやでもグーグルだし。よくわかりません。

=その他=
4Gamer.net ― 今度は3D仮想空間。Google新サービス「Lively」を公開

Google公式ブログに掲載された,Lively担当のエンジニアリングマネージャーNiniane Wang氏のコメントによると,Livelyは仮想空間での生活がメインではなく,インターネットを別の角度から楽しむためのサービスだという。 Second Lifeの機能限定版的なものではなく,そもそも目指す方向性が違うようだ。

3Dインターネット志向ちゅうことですかの。
日本人用人気スポットも出現 グーグル仮想空間体験してみた! (1/2) : J-CASTニュース

グーグルは公式ブログのなかで、「お好きなブログやWebサイトに埋め込まれたLivelyの部屋に入ると、部屋に置かれた家具などの選択の様子で、部屋の製作者の関心を直接知ることができます」とアピールしている。「Lively」ではブログに埋め込むためのタグが常に表示されており、実際にブログやWebサイトでも自分の「部屋」を表示させることも可能だ。どうやら「セカンドライフ」のように大きな空間内での交流というより、「部屋」をWeb サイトに表示させることにより、ブログやWebサイトで「Lively」の活動を活発にしたい、という狙いもあるようだ。
部屋と同様、アバターの編集にも制限がある。「セカンドライフ」では、アバターのタイプから、髪の長さなどにわたって詳細に設定が可能だったほか、服も自分の好きな柄やサイズのもの、独自編集したものを着ることができた。「Lively」では基本的にあらかじめ用意されている物のなかから、髪型や服装を選ぶというもので、髪の色や肌の色も用意されたものから選ぶ。自由度は「セカンドライフ」ほど高くない。ただ、アニメ風のキャラクターのアバターも用意されているというのは、意外だった。

そういや日刊炎上新聞、SLの連載企画やるようなやらないようなことを言ってたと思うけれど、あれはどうなったんだろう...
たぶんこの人がSL記事書いてた人だと思うんだけど、きっちりやってくれるとうれすいのー。

=08/07/11追記=
THE SECOND TIMES : facebookで動く仮想空間「VIVATY」、オープンβサービスを開始
フェイスブックもモロかぶりな「VIVATY」のオープンβ開始。なんか名前も意味の方向がかぶってるのってどうなんだ。
オープンβなのにコカ・コーラが専用アプリ投入してるっぽとか手回しよろしい気持ち。
つうかこの人達、まとめてサイワールド3.0てことでいいや...

=08/07/17追記=
WIRED.jp
「通貨とプログラマビリティの導入、Mac OSへの対応が優先的に検討されている」とのこと。
ソースはもっぱら
With Lively, Google tries its own 'Second Life' | Internet & Media - CNET News
この書き方だと、「部屋」形式でない公共空間とかは実装される可能性はないわけじゃないけどひょっとしたら「部屋」のみで押すつもりかもしれないですの。
ぐっぐるの場合は、IMとか持ってるわけで、たとえばlivelyへの入室状況がGoogleTalkに反映されたりーとかしたら、お友達がインしてるお!で、つられ入りとか出来そう。んで、常時グーグルサービスに接続しっぱなみたいな。それで「インしたけどお友達がいなかったお;;」ほか諸々同期性サービスの縛りを緩和と...
とか妄想してると、やっぱりサイワールド3.0方向になりそうな予感。mixi対応とかすんのかなー?