仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

姫ギャルの系譜とヤンキー思想とサイボーグ

Elastic: 話題の「姫ギャル」とは?ギャルの歴史を紐解きながらその正体に迫る
小悪魔Agehaに代表される姫ギャルが、エビちゃんOL的なかわいさを男受け度外視で濃縮しまくった、ヤンキー思想と通底する反中流文化スタイルなんではないかというお話。

「生まれつきエビちゃんじゃなくたって私たちは努力と一緒に生きていくんだ」。昨年、話題になった 小悪魔ageha10月号 の表紙のコピーです。生まれつきエビちゃんのように男性を惹きつけるようなかわいさがなくても、他力本願ではなく、自力本願で頑張って生きていくんだ、というわかりやすいアンチモテ宣言です。独特の盛りヘアーに派手なメイク、ラインストーンがびっしりついたネイルや携帯。よく言えばクリエイティブ、悪く言えば装飾過多ですが、これは、私達はメディアに踊らされているのではなく、能動的に「かわいい」を追求している結果だ、という意思表明です。

後半はコメント欄の補足でふくらまるという集合知が麗しい展開ですが。

補足されてる方。カルスタされてる方なんだろうな。
:: Néojaponisme

つうてヤンキー思想といえば、犬にかぶらせる人のアレがあるじゃないですか。

ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち

ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち


ケータイ小説がヤンキー思想の系譜に連なる云々と。
.............ずびばぜんまだゲットしてませんずびばぜん。内容は恐らくリンクしてる部分があるのではないかと思うのですが説明できません。というわけで著者によるブログに上がってきてる感想まとめ。
【A面】犬にかぶらせろ!: 『ケータイ小説的。』感想へのお返事その1

ただし、ケータイ小説の読者像がよくわからんのでわからんですが。個人的にはなんかもっと地味に埋もれ系の子とか読んでそうな印象もなくもないって、昔の紡木たくとか地味埋もれ系諸姉も読んでたからそれはそれでいいのか。つて、あれもなんでだったんだろうなぁ...サイレントマジョリティ過ぎてよくわからない。

どうでもいいですが小悪魔Agehaの今号表紙(↑エントリに掲載あります)、メイク+ライティング+フォトショでとにかく白く飛ばしてあって、ものすっごいマネキンみたいでびっくりしたです。
浜崎あゆみもがっつりセッティングして撮って仕上げた広告ビジュアルの作り込みが凄すぎて、「生き生きした3DCGキャラクター化」して久しく、たまーにそういういじりが難しい会見映像とか見ると妙に生々しくてびっくりですが、Ageha表紙はもっと吹っ飛んでます。広告上のあゆが光速航行だったら、Ageha表紙はワープ航法に突入してるとしか。前世紀にサイボーグ・フェミニズムちゅー言葉があったことを超久々に思い出してみました。