仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

スコットランドの小学校で、脳トレと算数テストを組み合わせてみました、な実験。

Page Not Found - CNET Japan

この研究は、3つのP6クラス(10歳から11歳の子どもが所属する)で行われた。学校Aでは「ニンテンドーDS」と「脳を鍛える大人のDSトレーニング」(脳トレ)を与え、毎朝15分から20分これを使った。学校Bでは学習能力を向上させるとして販売されている運動プログラムである「ブレインジム」を毎日同じ時間だけ使い、学校Cはどちらも行わない対照群とされた。
 子どもたちには脳トレ・ブレインジムを行う前と後に算数テストが与えられた。Robertson氏によれば、子どもたちの自己認識(子どもたちが自分をどの程度賢いと考えるか)には変化は見られなかった。しかし、子どもたちの計算の正確さと計算終了までの平均時間は向上していたことが分かった。

まず正答率。
・対照群は最初のテストで約72%、2回目は77%
・ブレインジム群は運動前70%、運動後71%
・脳トレ群では脳トレ前76%、脳トレ後86%
解く速さ
・対照群は最初のテストで19分、2回目のテストで18分
・ブレインジム群は運動前19分、運動後17.5分
・脳トレ群では脳トレ前約16分、脳トレ後13分

こんだけ違ってて子どもの自己認識が変ってないちゅうのがむしろ謎ですが。

のーみその働きがどうこうちゅうのは、めも子はよーわからんのでなんですが、

Robertson氏は、ある少年が携帯型ゲーム機に注意を集中し、できるだけ早く一連の足し算をしようとがんばっている場面の動画を示した。同氏は、「子どもたちに足し算の書いてある紙を与えて、こんなに興味を示すところを想像できるだろうか。彼らは自分のスコアを本当に自慢に思っている。このクラスでは、数学ができることはかっこいいことなのだ」とコメントした。

文化的なところで、ついでに算数出来るオレCOOOOOL!!!になっちゃったのが大きいのかも。
脳トレのどのへんの部分やったのかとかも気になりますが。まあ集中するだろうしなあ。

おまけ。なんか日本でも15分だか20分くらいそれぞれ好みの本を読ませる時間とったら授業態度とかが落ち着いたとかどっかの小学校でやってた気がする。

クラスAの担任教師はRobertson氏に対し事後報告書で、2回目のテストの正式な結果が出る前から、子どもたちの能力が向上しているのが分かったと述べた。同氏は「子どもたちみんなが月曜の朝にやってくるとニンテンドーDSを取り出し、それが子どもたちを一日落ち着かせる」と述べた。

サンプル数わからんし、似たような実験したら全然別の結果だったお!みたいな展開も稀によくあるタイプの実験じゃありますが、いやはやびっくり。