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『なぜ人はエイリアンに誘拐されたと思うのか』byスーザン・A・<a class="okeyword" href="g:onlinegames:keyword:クラン">クラン</a>シー

なぜ人はエイリアンに誘拐されたと思うのか (ハヤカワ文庫NF)

なぜ人はエイリアンに誘拐されたと思うのか (ハヤカワ文庫NF)

4Gamer.net ― 連載「ゲーマーのための読書案内」第18回:『なぜ人はエイリアンに誘拐されたと思うのか』
この連載、なかなかおもろげなのばっかで結構スキー。
聖テレジアの法悦とアブダクション体験という取り合わせはそのまんま。
あの像とかアブダクションの記述とかムダにエロいんで、せくしゃりちーつうかリビドー問題絡んできそうな気もするんだけれど、そのへんに触れてあるかどうかは書評では不明。
ポモフェミ身体論系のヒトにもネタにしてみてほしいのう。既出かもしれんけど。

で、この研究に至った事情が...

この本の序章にあるとおり,著者はもともと催眠術で「回復された」幼少時の虐待記憶を研究対象としていた。それ以前のトラウマ説の興隆と社会問題化に対する批判として,アメリカでは1994年前後に「偽りの記憶」説が提起される(ちなみに日本ではこの時期トラウマ/アダルトチルドレンが大流行だったので,いま一つピンと来ないわけだが)。催眠術による「記憶回復」の信頼性に大きな疑問が投げかけられたタイミングでの取り組みだったのだが,「幼児虐待者を擁護するのか!」という世論の圧力で,不幸にも研究は頓挫した。

全自分が号泣。/comfort クランシーたん。
アダルトチルドレン概念で回復のとっかかり掴めたヒトもそりゃいっぱいいらっしゃるだろうけれど、アレの大流行でえらい目に遭ったヒトも少なくはない気がする。