仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

のーみそでSLアバターを動かすby牛場潤一専任講師@慶應大

すげえサイバーパンク。「ブレイン=コンピューター・インターフェース」(BCI)ちゅうそうですが。

THE SECOND TIMES : 慶応大、脳内イメージでセカンドライフ内を散歩できる技術を開発
脳内イメージでSecond Lifeのアバター操作 慶応大が技術開発 - ITmedia ニュース
頭の中で考えるだけでSecond Life内を散歩--慶應義塾大の新技術 - CNET Japan
などなど。

デモが12/5(水)に 東京国際フォーラムで開かれる慶應のいろいろ技術展示みたいなところで行われるらしいです。平日昼間かヨ...まあ休日に藤沢でやられても微妙ですが。
入場無料、事前予約不要とのこと。都合のつく方は是非潜入してレポっていただきたいものです。
KEIO TECHNO-MALL 2012 《第13回 慶應科学技術展》

こういうインターフェースについてはよそでもやってるらしくて、
「脳で操作するゲーム」が登場、危惧の声も(1) « WIRED.jp
2008年くらいに脳波とる用ヘッドセットと、対応ゲームが市販されるんじゃねえかという話も出てるらしいんですが、それって来年じゃん!マジか!みたいな感じ。
もともとは医療目的で開発されたもので、たとえば四肢麻痺の方が車椅子の制御をするみたいな。で、動きだけじゃなくてストレス状態も判定できることから、そっちの治療にも使われてるそーです。

ただし、

たとえば、BCIデバイスは時としてユーザーの脳波を遅くすることがある。その後、注意を集中させるのに困難を感じたというユーザーの報告もある。

「脳波の活動が遅くなるゲームをした人が、その状態のまま車を運転したらどうなるか。事故を起こすかもしれない。可能性としては低いと思うが、一般に利用される前に検証すべきだ」。BCIの医学的応用分野の権威である独立系研究者、Niels Birbaumer氏はこのように話す。

しかし、BCIが純然たる娯楽に使用された場合、ゲーマーにニューロ・フィードバックの影響が生じることを研究者たちは懸念している。
ニューロ・フィードバックとは、脳波の活動をリアルタイムでグラフィック表示することにより、意識の覚醒度を高め脳波をコントロールできるようにするテクニックだ。血圧、皮膚温度、心拍数などの生理学的な情報を用いるバイオフィードバックと同様の働きをする。

このへんの教養がないんで、どうしてこげなことになるんかよーわかっとりませんが。

なんにせよ、既に動いてるSLでちゃんと使えたちゅーのは実用化への結構大きな第一歩じゃないかと思ってみたり。

=07/10/26追記=
サイコパワーの破壊力――記者が「脳波ゲーム」を体験 « WIRED.jp
NeuroSky社のヤツの体験記。

この経験を言葉で説明するのは難しい。私の場合、測定値は高いレベルを維持できた。この値が実際に何を測定しているかはわからないが、少なくとも「落ち着き度」ではなかったように思われる。
ここで必要とされていたのは、ラジオでトーク番組を聞いているときのように、意図的に頭を空っぽにすることだった。映画『AKIRA』に出てくる子供たちのように積極的に意識を集中させることは役にたたなかった。

「今まではあるとは知らなかった筋肉を使うようなものだ」とLiu氏は述べた。

ほわー、意識集中させるのはダメなのか。
どうやってコントロールするのか想像つかない...

だが、実際に試してみて、その背後にある驚くべき科学にもかかわらず、この技術には限界があるように感じた。たとえば、たった1つの測定軸しかないのでは、ビデオゲーム用に使っても補助入力装置にしかなれないように思う。

ちょwwww
まあ視線トラッキングとかと合わせ技とかでこう....あれってまだ高いんだっけ?