仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

『コトバの<意味づけ論>』by深谷昌弘+田中茂範

コトバの「意味づけ論」―日常言語の生の営み

コトバの「意味づけ論」―日常言語の生の営み

昨日、ジュンク堂でゲトしてきました。

「意味づけ論」の展開―情況編成・コトバ・会話

「意味づけ論」の展開―情況編成・コトバ・会話


こちらが続編で、関連理論(エスノメソドロジーとかオースティン〜サール、あと現象学的社会学)のまとめとか、あと応用編みたいな話も入ってたのですが、一応本編からいっとくべみたいな。

まだつらつらとあちこち拾い読みしてるとこなんですが、異様にわかりやすい...意味の文脈依存性とかの話へんとか、枠組はエスノに凄い近いんだけど、あれ?なんで?つうくらいわかりやすい。
しばらくして、エスノは行為者の主観はもうカッコ入れしてブラックボックス扱いしちゃうけど(たぶん)、こっちはそれ入れて説明してるからか!と気づきました。ミクロな権力作用云々バナがないちゅーのもありますが。
あと、「てにをは」の話など、日本語準拠で意味の流れコントロールしてる要素が解説されてるんでそれもデカいキモチ。