仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

VTRというものがまだ超貴重品だった頃。「私は貝になりたい」オリジナルバージョン

うろうろしててめっけたのですが、
私は貝になりたい - Wikipedia

このドラマは、前半30分がVTR、後半が生放送で放送された。当時のVTRは、日本のテレビ局にとって貴重品で、日本には5〜10台しか無かった。日本で初めてVTRを導入したテレビ局は、大阪テレビ放送朝日放送の前身)で、アメリカのアンペックス社製のVTRだった。番組がネットされた大阪テレビ放送が、番組全編をVTRで記録、貴重な映像としてTBSに保管されている(KRTには、その当時放送の一ヶ月前にVTRが導入されたばかりで、編集もすることができなかった)。
このドラマの視聴率は記録に残っていない。当時の視聴率調査は年に数回、1週間程度の調査期間を定めて行われるものであり、このドラマの放送日はその調査期間に含まれていなかったためである。

放映は1958年(昭和34年)。
ストーリーからして、前半の復員後の日常部分をVTR、裁判や収監ライフを生でやったのかな...生放送でドラマって、24時間テレビとかイベントでごくまれーにやってはいますが、当時はそれが当たり前だったんだよなあ...

そいえば「黒い十人の女」(市川崑:1961年)でも生放送でのCMとかあったような気がする。中村玉緒がそのCMガールをやっていて、超可愛かった記憶。当時22歳か。
黒い十人の女 - goo 映画