仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

謎のヨサコイ踊りに勝手に竹の子族の残像を見てみる。

えー、西国巡礼やってたママンの満願がきたということで、つきあって行ってみました岐阜県華厳寺

まず名古屋いきまして、ジャスティス学園のヴァイオリンお嬢くらいの勢いで巻髪している娘を3名ほど発見して軽く感動。
泊まった養老公園の宿が、サッシなし(木枠+ガラス)+部屋に内カギつうか襖にねじこみしきのなにかしか鍵らしいものがない!+トイレ、フロ、洗面所共同……というところで驚愕。
民宿とかではなく、大正天皇が皇太子時代に泊まったちゅう旅館で、部屋自体はかなり余裕あるし、ご飯もおいしかったんですがね。サービス良かったし。
今どきサッシでない稼働中建物なんざ日本に珍しいですし、ええ経験しました。

というのはまるで関係なく翌日近鉄やら樽見鉄道やら乗り継いで華厳寺に。
で、紅葉祭りちゅうのをやっていて、なんか三門へんでおろっていたのですが……
なんか凄いヘン……

  • 曲がロック?じゃないのかもしれないけどなんかそーいうの+和太鼓
  • ヨサコイとか言ってるんだけど、ソーランとかいう節も入る
  • フツーの法被ちゅうかお祭りで着るヤツ着てるグループもあるんだけど、大きく羽織るもの(あえていうなら掻取の着方に近かったけど、さすがに引きずる長さではない。ついでに襟&裾とかがしっかりついてる感じではなかった)、あと、謎の和風衣裳(非常に大きな袖+ボリューミィなシルエット+腰くらいまではあったハチマキ)を着たグループが。
  • 女子率高い。高いけどどことなくヤンキーていすつ。

一応地元の「谷汲踊り」という演題ではあり、そして谷汲踊りは観光パンフみる限りではまったく違った、長大なかぶりものして踊るなにかっぽくはあったのですが、なんじゃこりゃ…
踊りも、なーんとなく和風でもあるんだけど、盆踊りとか日本舞踊の動きではなく、ぱきぽき。

なんつーか、伝統芸能もグローバルw化してるのか? なにがなんだかよくわかりませんでした。
謎の和風衣裳をあえて言うなら、70年代生まれのめも吉の記憶にうるおぼえに残る「竹の子族」がもっとも近く、んでおろりも、さすがにヒップホップやそっちではないものの、なんつーかこう…昭和な香り。
そーいえばよさこい踊りって、もとはどこなんだっけ…やたら各地でやってるような気がするんですが。いったい何が起っているのだ日本の地域社会。

は。写真なり短くてもムービー撮ってくればよかった…
とりあえずそのへんの素養のある方にちょっとみていただきたい気持ち。

=2011/7/27追記=
と思ってたら、よさこいソーランに関する解説記事を5年後に発見。
今年の祭りは「よさこい」で踊れ! 高知生まれの祭りがなぜこれほど全国に広がったのか※記事後半の閲覧は無料会員登録必要
ざっくり言うと、
よさこい本体が1953年に高知で地域振興のために作られた踊り
・最初は盆踊り風だったけど、70年代からロック風、サンバ風の連が出現するなど多極化。その後ヒップホップ、演歌、フラダンス、フラメンコも…
 ※作詞作曲者の武政英策氏が版権フリーにしていたことから、色々いじれた
・車にのっけた生バンドによる生演奏+踊りという形態も出現。車もデコ化していく
・PAのっけて迫力音源スタイルも登場
・1992年に北海道でソーランと習合
・現在は全国100ヵ所以上で開催。連の競技会でもあるので、盛り上がる
などなど。
なるほどにゃー。すげーわ…