仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

ヨーロッパモノアライガイの神秘。


ヨーロッパモノアライガイたん。えーと、成長して3.5cmくらいになるのか?まあとにかく巻き貝で〜「淡水の貝でありながら空気中で呼吸することができるカタツムリとして欧米でよく知られている種」だそうですが。

なにが神秘かというと、
|さきがけonTheWeb

学習は午後よりも午前中の方がやや効果的−。北海道大の伊藤悦朗客員研究員(機能生物学)らが貝を使って学習の実験をした結果、記憶形成を妨げるタンパク質は午後よりも午前中の方が少ないことが分かった。

 伊藤研究員は「このタンパク質は人間にもある。午前中の学習は記憶形成を妨げるタンパク質を減らすのに効果が期待できる」と話している。

 実験では脳の神経細胞数が人間に比べ数十万分の1と単純で解析しやすいヨーロッパモノアラガイを使用。記憶形成にかかわることが知られるタンパク質が学習でどのように変化するかを調べた。

 実験は午前と午後に分け、それぞれ約80匹の貝を使用した。好物の砂糖水と苦手な塩化カリウムを15秒間隔で交互に10回繰り返し与えた後に砂糖水を与えた。その結果、午前中に実験した貝のすべてが次に塩化カリウムが与えられることを学習して何も口にしなくなった。午後に実験した貝で口に入れなくなったのは7、8割だった。

 実験後に脳を解剖してタンパク質の遺伝子を調べた結果、記憶を形成する「CREB1」の働きを邪魔する「CREB2」が午前中に実験した貝では数百個から半減していたが、学習しなかった貝では数百個がそのまま存在していた。CREB1は双方とも数個のままで変化はなかった。
(2006/09/16 17:01 更新)@秋田魁新報ネット版

ちょwwwちっちぇー貝のくせにたった10回の反復条件付けで学習できんのか!
うちの魚どもよりは確実に頭いいな...

しかもググル2位の要約に

ヨーロッパモノアラガイ. 30回の刺激/日. 1日あたり10〜30回の組み刺激を3日程度与える と長期間持続する連合学習が成立します。 ... ヨーロッパモノアラガイは光を条件刺激、 振動を無条件刺激として組み合わせることで連合学習を獲得します。 ...

とか書いてあるし。3日トレーニングしたら長期間覚えてると。それ私より頭よくないか...?

しかも塩化カリウムって、尊厳死だか安楽死だか殺人だかびみょー事件によく出てくる毒物じゃないですかそれ!
って、ぐぐってみたら、自然界にかなーり広く存在して野菜喰ったらもれなくついてきたりするやつで、死んじゃうのは血圧調整に関与してるかららしい。貝てえーと開放血管系なイキモノだっけ。平気なのかなぁ。まあすっごい低濃度なのかもかもだけれど。

しかし、全長4cmなさげな貝の「脳を解剖する」とか、なんかもの凄くアナザーワールドで不思議だ...解剖は見たくないですが、顔出して砂糖水うちゅーしたり、次は塩化カリウムだがや、と、ぷい、とスルーしたりする貝は見てみたい。