仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

中国産MMO「機甲世紀」。ロボットアニメ系世界観+変形合体上等仕様&サーバーごとに違うストーリー用意MMORPG

えー、中国の展示会China Joyが開催されて、いろんなタイトルの紹介がされている模様ですが、一つ超気になったタイトルが。
4Gamer.net [CJ 2006#25]一陣営が滅亡すると新しい世界に切り替わる「機甲世紀」

この機甲世紀は,いくつか面白い特徴を持っている。一つは滅亡システム。機甲世紀は基本的に2大陣営の対決という構造をとっているのだが,片方の本拠地が陥落し,滅亡が確定すると,サーバーの構成が切り替わり,新しいゲームが始まるようになっている。機甲世紀は,7種類のシナリオを持ったサーバー設定を持っており,滅亡が発生するとほかのシナリオのゲームが始まるようになるわけだ。マップも7種類存在するので,長く続けていても,マンネリ感を感じることはあまりないだろう。

 二つめは,変形システム。装備が1セット分揃うとアタッチメントを付け加えてロボットを変形させることができる。具体的なところはよく分からないのだが,イメージはプロモーションムービーを見てもらえればだいたい理解できるだろう。日本のロボットアニメではお馴染みの,アタッチメントによる変形システムである。

三つめは,だいたい想像がつく人もいると思うが,合体システムである。5体のロボットを合体させて,強力な大型ロボットを作り上げる。イメージイラストでは,色の配分などからして,5体がバラバラになって再構成されているようにも見えるのだが,基本的にはロボットごと変形して各部のパーツになる(バラバラにはならない)六神合体タイプというか,5体なので未来獣合体タイプといったほうが分かりやすいだろうか。合体時にはリーダーを決めることもできる。

絵としてどう表現されるかとか、ゲーム性がどんなもんなのかとかも肝心ですが、なにこの魅惑大盛り仕様。
キャラデザインとかは日本に直接持ってくるのはちょっと...という感じだけれど、メカについてはツボを押さえている、ローカライズ十分やれば日本でもクルかも、との評でした。

おまけ。

広報担当者は「ガンダムを見て育ってきた我々の,幼いころからの夢を実現させました」と目を輝かせて語っていた。

中国のヲタは凄いという話が先日の澤社長講演でも出ていましたが、ガノタ恐るべし。FFXIのUchino鯖でも、言われないとわからんレベルに日本語ぺーらぺらのタイ人とかいますが。正規の日本語教育受けるとともに、やっぱそのへんスキらしいとかなんとか。

もちろんいろんな国からいろんなおもろいコンテンツが出てくるにこしたこたーないわけですが、いちおー本家であるところの国内でぱやぽやしているうちに既に単純なパクリとかじゃなくて、たぶん日本のヲタ文化を吸収消化した上でこういうタイトルが中国から出てくる、さらに日本、アメリカ、EUとかでサービスインして世界のガノタが結集するという展開もありえるわけで、それ本家としてはどうなのようという気もしないこともない。UCGO(略称これでいいのか?まあユニバーサルセンチュリー・ガンダムオンライン)は本家のなんだけれど、「ロボットアニメの世界で遊ぶ」というのが実現されているのかどうか謎。
...経産省コンテンツ産業振興政策絡みの方とか超ガンバレと。