えーっと....ΩΩΩ＜ナ、ナンダッテー!?

RSSを公開しているので、どのへん読んでいるのか丸ざらしな日々ですが、絵文録ことのはさんの方できっこ＝松永さん説が出ているとかいうエントリを拝見し、巨大掲示板のてきとーな戯言かと思いきや、

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あらま。真顔でどっかでやってるのね？

■きっこ＝松永英明＝河上イチロー説＠野田敬生
で、拝見したのがこちらのソース。
つっこみどころがいっぱいあって...ああん。とりあえず京大文学部って何人くらい１学年にいるんですか？
あと後半、男性が女性文体で書く日本文学の伝統とか三島「豊饒の海」バナとかわけわかんない方向に。どうでもいいけど、映画の「春の雪」て、純愛映画ってことなんですか？　少なくとも原作については主人公♂がかなり嫌らしい話なんですが。

河上イチローについては、

サイバースペースからの挑戦状

を大昔読んだのと（ネット関連報道の内容分析...のようなことをしてて面白かった）、サイトをちらっと見たことあるかなー？くらいで、ことのは様の方は去年の7月くらいから拝見してるんですが、なんつーかこう、文体云々よりもちょっと奥のあたりでものすっごい違和感あるしなんだかナーとか思っていると。

■なんでもかんでも、放送禁止だ - 月よお前が悪いから
はい。河上氏と松永氏双方に面談したことがある方のコメント。ご本人プロフィール不詳ですが。

ついでに適宜ぐぐってみたら、河上イチロー＝サカキバラ＝CIAのなにか。という説もどっかで出ていたそうです。ネタが濃すぎてなにがなにやら。

＝06/03/02追記＝

■ページが見つかりません：@nifty

誤解のないように断っておくが、「松永英明氏＝河上イチロー氏」であることは筆者の取材で１００％裏付けられた真実である。生年、学歴が一致しているというのは、あくまで真相に気付いた契機に過ぎず、それ以外に確たる証拠を入手したので、断定しているのである。

うはｗソース出して欲しいよなぁ...
なんというか一連の松永＝河上説拝見していて思ったのが、贅言尽くせば尽くすほどなんかこう....違和感が生まれるというかなんというか。
ソースないままに、このコンテンツも河上と一致してるとか

今の若いのは知りませんが、ニューアカよりちょい下くらいの昭和チルドレン（makioさん）で本読みだった人間にとって、三島谷崎なり、中井『虚無への供物』（と、ドグラマグラと黒死館）て、それなりに基本教養だったと思うんですが。
自分にしても、イタめの過去晒し風味になりますが「豊饒の海」は揃いで持ってたし*1、橋本治も読んでたし、土佐日記とかあのへんの古典になるとアレですが、本読みとしてはチェックしてて当たり前のことをなんで麗々しく書いてらっさるんだろう、とアンポンタンポカンです。

花咲く乙女たちのキンピラゴボウ〈前編〉

橋本といえば、なんというか立ち位置がよくわからんというか、橋本に最適な立ち位置を振れる流れが時代になかったというか、評価しにくい妙な人ですが、これとかいまだに自分が読んだ中では最強のフェミ本。この本、なんで80年代〜90年代フェミでもっと生かされなかったんだろう。

＝おまけ＝
■一次情報に当たることはいかに重要か（永田寿康議員メール問題）［絵文録ことのは］2006/02/27
モンキーでもわかるメディア・リテラシー論。
それにしても、民主党って、メールのヘッダの読み方もわかってないスタッフしかいないんですかね？　リテラシなさすぎ駄目駄目くぽー...
きっこの日記×馬淵議員とかも、切込隊長さんとこじゃ、誰かが仲介してどうこうとかいう話になってますが、たまたま検索してひっかかって「ネットでおいしそうなネタが転がってる！」って、リテラシーも保証もなく食いついたのかもしれないという悪寒がしています。今の民主党じゃそれくらいやりかねない。

*1:三島については、近代的自我の限界測定装置風味に。小説としては『愛の渇き』とか中期風俗物（て認識でいいの？）とか、戯曲が良いんじゃないかなぁと。『天人五衰』の特に後半のこわれっぷりとか凄みがありますが、あれは素でやってたのかコントロールしてやってたのか謎。