仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

AOGC2006、頼りにならないレポシリーズ0:A03 ■韓国セッション 「ゲーム・ローカリゼーション成功のための戦略」パク スンウ 氏@ハンビットソフト

メモ見返したらもう一つ見てたじゃん!
早めに会場についていたのでまぎれこんでみたハンビットソフトの海外事業部...の、役職名なんだか聞きそびれていますが、まあそういうことをされている方です。
ハンビットソフトというと、βテストに入ったところ?「グラナダ・エスパダ」(ラグナロクのキム・ハッキュプロデュース。で、日本人としてはデザイン 小林智美[サガとか。自分としては本の装丁なんかされてた絵のイメージ強いですが]、音楽 久保田オサム[不勉強で知りませんがコナミの方とかなんとか]が参加)、あと、なぜかカレー売ってる「タントラ」、あとなんと言ってもパンヤです。「YWO」というタイトルも名前が挙がっていたのですがなんのことだかよくわかんない...話の内容から「サバゲ?」と追記していますが、解読できません。

で、4大陸12カ国で21のパートナーと運営している、ということでそのへんのローカライズの問題とかお話されてました。中南米も進出しているとかで、ブラジルの話とか出ていた記憶。
たとえばタントラの場合、「インド風」世界観だけれど、インドでサービスインしたらインドの方にはおかしく見えるところが多いので修正する、あとメキシコなどカトリックが強いところでは宗教色を弱めるなどなど、パンヤの着物コスとかはわりとわかりやすいローカライズですが、内容に踏み込んだ修正も行っているようです。パートナー選びが大変なのね...

んで、質問コーナーで非常に興味深いコメントがありまして、各国の特徴はどげな感じですか?という質問(たぶん)に対して、同時通訳が訳しきれなかったのか紆余曲折したのですが、「韓国ではテキストベースのMUDが最初のオンラインゲーム。スタンドアロンのゲームをオンライン化するのではなく、ネット上のコンテンツの一つとしてゲームをしていくというのが強い、それが我々の特徴だと思う(たぶん日本との違いということ?)。インターネットという空間の中で人々が何を望んでいるのかをもっと考えることが必要」ということをおっしゃってました。いったいなにがどう訳されたのか謎かったですが。
あと、中南米市場は、ラテン気質が競争とコミュニケーションがメインのネトゲには非常に合っている、インフラ不足気味だったがそれも解消に向かっているとかなんとか。