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ゲームに対する国民性の違い。by『「おもしろい」のゲームデザイン』著者。

2006-01-12 - Critique of games - メモと寸評
こちら経由で

『「おもしろい」のゲームデザイン』の原著者に松浦雅也さんがインタビュー

松浦氏:次にゲームで遊ぶ側の人についてですが、日本のゲームプレイヤーと米国のゲームプレイヤーの違いは何でしょう? また、米国から見た、日本と韓国と中国の違いはどうでしょう?

ラフ氏:目に付く大きな違いは、人が心地良いと感じる芸術様式が何か、団体行動に比べて個人主義の尊重がどのくらい美徳と見なされているか、直接激論を戦わせることがどのくらい受け入れられるのかなどの、文化面に関係があるように思えます。私の所見としては、それら多くの文化的な差異はインターネットの爆発的な普及に伴い無くなりつつあるように思えます。
現在時点のことだけを論じるなら、韓国や中国のゲームプレイヤーは、非常に競争を好む傾向にあると思います。オンラインゲームという私個人の専門技術分野に関していうと、韓国や中国のゲームプレイヤーは大規模な集団を作って遊ぶゲームや組織対組織で対戦するゲームなどを好む傾向にあります。(これは米国でも変わりつつありますが)韓国や中国のゲームプレイヤーは米国のゲームプレイヤーに比べて個人対個人でプレーヤー同士が競い合うPvP(Player VS Player)形式の対戦ゲームを気楽に受け入れてくれます。一般的に、見た目が「可愛らしい」ゲームを、アジアのゲームプレイヤーに比べ、米国のゲームプレイヤーはあまり歓迎しません。むしろ、かなり暗くて、ざらついていて、現実的な外観を持ったゲームのほうを好みます。日本のプレイヤーは、米国では珍しいと見なされるゲームスタイルを歓迎します。例えば、恋愛シミュレーション(dating sims)やビーマニBemani)シリーズのゲーム、あるいは、もっと実験的なゲームなどです。

MMOで大規模PvPスキー向けシステムといえば、まずリネージュであり、中韓台プレイヤーがそういうのを好むというのは、そりゃまあその通りなんですが、PvPはNAも好きなんじゃないの? FPS文化あるはずだし...今はいけてないのか?と、きょとん。中韓台のPvP好きがNAの斜め上をいくということなのでしょうか。

そして、「(北米ユーザーは)かなり暗くて、ざらついていて、現実的な外観を持ったゲームのほうを好みます」。
なんとなくこう、...ドハデでテカテカなゲームを好むと思ってました...自分的にはPSOのデザインてなんとなく洋ゲーぽい(ちび魔女っこのぞく)と思ってたし。

アメリカゲーム文化が自分、よくわかってないのかもしれない。ていうか、UO以外まともにやったことないし...あれはまあ、かなり暗くてざらついていたか。