仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

ブログに記事書いてアフィリエイト、な広告代理店。

pressblog.jp
こんなサービスがなにげに。
要するに

  1. 登録すると広告依頼メールが送られて来る(見ても見なくてもヨシ)
  2. 広告依頼の中から好きなものを選んでblogに記事を書く。
  3. 記事を書いたことを恐らく専用頁から手動で申請。
  4. (代理店が確認した上で)報酬発生。R30様のところの記述では、50〜200円くらいではないかと。

[R30]: ブロガー・シンジケーション広告(トラバさせていただきました)
こちらをほよほよと拝見してて知ったのですが、とりあえずGoogleランク底上げだけでも金払うクライアントはつきそう、という予測。

Blogger Alliance | 404 Not Found
リードメール型広告としてみても、普通のよりも「きちんと読む」ことがそれなりに期待できるわけで、その時点でもウマーというご指摘。

なるほど。たしかにクライアント側から見ればおいしいかも。R30さんの方で、報酬が200円×1000人として20万と試算されてますが、えーとその上に広告代理店の取り分...どれくらいつけるかな、200円×1000人規模の依頼だったら80万とか100万くらいは言いそうですが。もっと言う?広告業界ってよくわかりません。まあでも200万くらいでしょう!きっと!上限は! いくらなんでも2000万とかは言わないはずだ!たぶん!
日本のブログ開設数473万、そのうち放置プレイ中やら稀にしか更新されてないのやら省いたらきっとまともに回ってるところ(更新まめにしていてそれなりに他人が来ているところ)は100万くらい(超てきとー数値です。多めかも。47万でもいいかもしれん。なにはともあれ信じないで)? そのうち、アフィリエイトやってるやつはどれくらいなのか...よーわかりませんが、それなりには回る土壌はあるように思います。

で、テレビはケタが違いますんで、紙メディアの広告だとどんくらいお金がかかっているのかというと、メディアデータで適当に広告料金みたらば、

  • ホットペーパー銀座版 カラー1頁85万
  • an・an カラー1頁200万
  • NIKITA カラー1頁180万

とかとか。媒体思いつきなんでえらい偏ってますが。これプラス広告制作費になるんですかね。あと間に代理店入ってごちゃごちゃとか? 実際の発注ってどういう風に行われているのかヨクワカラナイわたくし...
1000人規模のblog書き込みと、ホットペーパー銀座版カラー1頁、どっちが効果デカイんだろう...雑誌は一度出て捨てられたら終わりだけれど、このプログラムの場合、それなりにじわじわ効果続きそうだし...けど、どれくらい効果出るのか検証不能なところがあれなんで、クライアント側がどう判断するかによるかも。製品ジャンルによっては強そうですが、blog読むヒト視点からいけば、商品使ったことのないヒトのコメ読んでも情報として意味あんのかソレ。リンク踏まないぞ自分は。そのへんで、blogerでなくて読者の方にどうアプローチするのか、もうちょいなにか繊細なものが必要な気がします。バナー広告アフィリエイトだって、ほんとに最初の頃はページに張るだけPVベースだった(たしか)のが、どんどんクリック保証型に変わりましたしね。
マスコミへの広告だって効果測定真面目にやってるとこなんてほとんどなさげだし別にいいのかなぁ...アクセスログ取れるだけ御の字で。あ、誘客多かったら上乗せ、実績あるblogは報酬にプラスとかあったらいいですよね。単にここから送られてくるメールをそのまま転載で死にブログとか作られても、あんまり意味がなさげ。Googleにもそのへん速攻対応されてしまいそうです。

とかとか、おもしろそうだしアフィリエイト好き側にもクライアント側にもたぶん食いつくヒトは多そうだとは思うんだけれど、つらつら考えるうちになんだかなー感も募ってきます。クライアント側がもうちょいひねってモニターにblog書かせる(ソニーみたいなやらせはなしで)とか、なんかWebでの販促からめたりしたら大化けしそうな気もしますが、それはそれでクライアント側にセンス必要...つーかそれは代理店の方でオプションプランつければいいのか。

ところで、自分がやるかどーかっつうとまずやらない。なんつーかアフィリエイト系って...本題と関係ないところで、素敵な奥さん的小銭稼ぎデザインセンスにならざるを得ないのがイヤん。あとモデム時代から生息しているので、余計なものは可能な限り省きたいという本能が刷り込まれてたり。だらだらムダな長文書いてしまうしな!
もちろんアフィリエイトサイト&アフィリエイト好きの方は、その情報こそが目的なんでしょうから全然無問題ですが。超絶久々にアフィリエイトblogとか拝見して、異世界をちょこっと探訪したような心地になりました。

...とかってつらつら妄想していたのだけれど、追記。
これひょっとしたら見かけよりアブナイかもしれないですね。ガイドラインを相当練り込まないとヤバくない?
たとえば、blogなヒトが善意から指定商品を良く見せようと嘘書いて(例:実際には使ってないのに使ったフリとかんで、つっこんだ使用感をコメントで訊かれて使ってないとか言えなくてどんどん泥沼にはまるとか)、ごちゃごちゃやってるうちにお約束の炎上、そしてblogなヒトが対応誤って大炎上、とかなっていくと、情報の虚偽の部分は広告代理店やクライアント企業は免責としても、「誠実ではない手段を使って広告してる」ととられかねないところまでいっちゃうと、最悪クライアント企業のコーポレート・イメージに響きかねないとこまでいく可能性もあるかも?な悪寒がします。
アフィリエイトアフィリエイトで、ああアフィリエイトなんだなってわかる独特の文法というかフォーマットがあるけれど、エントリーだとそのへんかなりまぎらわしくなる、で、まぎらわしいところで引っかかったら、引っかかったのはアンフェアな手段を用いているからだと感じるヒトは、一定いるんじゃないかなぁ...で、その不快感はそのblogなヒトだけじゃなく、クライアント企業にも行くわけで。
そのへんのマネージメントも含めて代理店がやるならば、相当な対価をとってもいい気がする。いちいちエントリーチェックして、これはOKこれはダメとか仕事としてかなーり大変そげな悪寒。がんがってください。