仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

民主党前原代表vs.ブロガ。

9月の自民党が衆院選前にやったのは、100人くらいのブロガっつーか(やべ、うろおぼえのまま書いてた。33人です33人)起業メルマガやってる人をお招きして、ごにょごにょ、という接待風味企画だったのですが、前原党首出てくる、ブロガの人数絞り込んでガチ質問上等と、内容的にははるかに実のある感じの印象です。自民党の時はつっこんだ質問とかできなさそうな雰囲気ぽかったしなぁ...

とはいえ、民主党的には「ネットとかブログとかよくわかんない...」状態らしく、ウチの東京10区で落選した鮫島センセーとかも、公式サイトは一番ちゃんと作ろうとはしてたけれど、なんというか見せ方わかってないとしか言い様がなかったからなぁ...テレビでのアピールの仕方は結局見てないけど、ネットでのコメントみたらば自分から負ける土俵にわざわざ上がってたようなもんだし。まあそれはあのときの民主党の戦略が(以下略)

そのへん、自民党と比べると可哀想になってきます。自民党のヒトが全員わかってるわけでは全然ないけれど、PRというか、「さまざまな属性もってる不特定むっちゃ多数」とのコミュニケーションの取り方わかってるヒトが大事なとこにちゃんといるのと、いないのとじゃ勝負になんないだろうと。両党とも、PR会社はついてはいるんですが、中枢にわかるヒト(要するに世耕議員とか世耕議員とか世耕議員とか)いないと、丸投げしてるだけじゃムリっすよ。死に金になるだけってば。

どんなにいい政策を立てても、それをきちんと国民に猿でもわかるように伝えるフレーム作れなきゃ、何度でも選挙負けるのに〜...

で、です。この懇親会、組閣の日に行われました。当然マスメディアのニュースにはのっからなかった...んでは?(とりあえずヤフーと毎日インタラクティブ調べでは発見できず。リアル新聞なら雑報ですみっこに載ったかも載らないかも?)。つうか、民主党の公式サイトにも言及まったくないデス。しょんぼり。

まあ乗っても後追い扱いされそーな気もしないでもないし、別に民主党としてはこういう企画をやってることをいちいちアピールしたくないのかもしれないけれど、テレビのニュースにちゃんと出して、んで、見た人のごくごくごく一部でもいいけれど、適当に検索してレポートに当たれば、マスメディア越しとは違った印象を民主党に持てたかもしれないのになんだかナー...というか、とりあえず前原代表の顔のヨサというのはかなりの資産である気がするのに、全然生かせてない気がするですよ。知らんけど。

まあナニを聞かれるか、書かれるかわからないところでマスコミにもオープン、ていうのは怖すぎで、「前原代表に小一時間問いつめたい質問」てアンケートとるとしたら、一位当確の「小沢一郎のことをほんとのとこどう思ってるんですか?」問題を泉さんかましてるし(ナイース)、オープンにするのはバクチ度高杉って判断もありありですが。

自民党のアレと比べれば、代表自身が前向きに向き合ってみようっていうテイストもありで、好感はもてるんですが...逆に言うとネットの怖さを知らないからこそこういう形になっちゃったんじゃないかという悪寒もしないでもなく。泉さんつながりということで、こういうかたちになったようですが、ちょっと企画の立て方がズレてたら、議論もクソもない場になった可能性もなきにしもあらずなわけで。

というわけで、民主党の皆様にもブロガの皆様にもお互いに慣れていただいて、より国民の幸福に寄与するICT利用を推し進めていただきたいといいますか。

とかなんとか言いつつ、とりあえず目を通した範囲での関連ブログ。

404 Not Found
まずバトル(じゃないけど)はドンブリのフタ開けから...あれ、無理矢理やるとひっくり返しそうで怖いんですよね。

[R30]: 民主党ブロガー懇談会速記録

民主党は、ある程度の大きさの政府を目指す――前原誠司代表と「民主党 ブロガーと前原代表との懇談会」レポート[絵文録ことのは]2005/11/01

404 Blog Not Found:失敗こそ成功のうち
「取材」として失敗することは想定内、とのコメント。たしかにタダのインタビューやるんだったら別に総合週刊誌のヒト、プロのジャーナリストでも、読み手としては別にいいわけで。じゃあブロガはなにやるの? ていうのはどうなんでしょう。

おまけ。玉子丼詳報。実費900円ナリ。
民主党本部で食べた弁当を淡々と記録するよ[絵文録ことのは]2005/10/31

BigBang: 「民主党 ブロガーと前原代表との懇談会(当日)」---テーマは弁当・・ではなく憲法改正国民投票案だったのだが。

そしてあらやだ。政党と懇談したブロガ、関連情報用に情報ハブなブログもいつのまにやら。イソターネットって便利ねえ。

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