オリエント急行殺人事件(2017)見た
中学生の時に原作読んで、1974年版もテレビかなんかで見た覚えがあるので今更感満載でしたがなんとなく。
・ジョニデが出るらしいくらいしか知らなかったので、ジョニデがポアロするんかいなと思い込んでたので、始まってぶったまげた。
・ポアロのおひげしゅごい…!
今までポアロの映像化というとカイゼル髭が定番だったと思うのですが、カイゼル髭からさらに頬の髭の一部を残して延長してあるので、眼の幅より外まで髭がいってる。なんじゃこりゃ。
当然、寝る時のおひげネットもバージョンアップ。樹脂製の謎の物体になってた。
・ステッキしゅごい
・死体役に恐怖する。なんだこのキャスティング…
・こんな地味なペネロペ・クルスは初めて見た。
・デイジー・リドリーもSW7のレイと相当印象違ってた。
・ミシェル・ファイファー、ジュディ・デンチは相変わらずの貫禄だけど、ジュディ・デンチがロシアの公爵夫人に見えるかどうかはよくわかんない。
・アンドレニ伯爵がちらちらっとしか出てこないんだけど身体能力&雰囲気が凄まじくてなんじゃこりゃと思ったら、セルゲイ・ポルーニンだった。
俳優やるんだったら、他の人では絶対できないタイプのアクションができそうすぎるけど、巧く活かせる企画出て来るとよいなー…
ダンサー出身のソフィア・ブテラ(「キングスマン」の義足ねーちゃん)みたいな。
感想としては、普通に『オリエント急行殺人事件』でしたとしか言いようがないです…
別に悪いわけではないし、各俳優の演技に見るべきところは色々あったけど、サプライズはないというかまあサプライズしようがないというか。
原作と1974年版からすれば、人種差別ネタやらキャストの人種的多様化やらで時代の流れを感じましたが、しかしなんでこれを今更作ったのか、ちょっとよくわかんない部分はあります。この世界観、私は好きだけれど。