ダンケルク見るるした
立川シネマシティに行ったんですが、着いてから極爆上映じゃないことに気づいた罠…\(^o^)/
例によってざっくりした感想。
- あんまり悲惨さ強調しない方向の王道戦争映画感。ほんとにただっ広い砂浜しかないところに逃げてきた兵士ぎゅうぎゅうなんで、その分、遺体の処理とかおトイレとか飯とかどうしてたんだろう感は若干。でもそのへんリアルにされるとしんどいし、ノーランが描きたかったのそこじゃないのはわかるんで無問題。
- 下っ端歩兵・スピットファイア組・助けに行く民間人の3つの視点から描いてるんだけど、下っ端歩兵がなんでか濃い髪色に似た髪型で区別つきにくいので注意。スピットファイアチームもマスクしてる場面多くてそうなると目しか見えないから、しばらくしてあれ?これトム・ハーディやんけ!ってなった。
- 音楽めっちゃいい。かなりいい。
- スピットファイア(実機)vs.メッサーシュミット(スペイン製ライセンス品を改修)すごい。なにがすごいって(1)マジで視界狭すぎ。前とちょい上とちょい左右しか見えへんやんけ!(2)そんな環境でとにかく敵機をスコープの中に入れて撃つんだけど、機銃の射程距離そんなないのか、それとも着弾ばらけるのか、なかなか倒せない(逆にちょっとくらっても即終了ではない)。なんでこんな不自由なことして戦争してたんだろ…(白眼)ってなる。
- その不自由さ含めて空中戦の迫力すごい。宮﨑駿と片渕須直は大阪のIMAXの一番いい席に貼り付いてそう。
- これから船に乗ったら喫水線下の空間には入りたくない…
- 海軍の偉い人かっちょええ。
- 助けに行く民間人チームの父子+おまけ少年かっちょええ。特にパッパだけど、息子もおまけ少年も。
- プレジャーボートを遊覧船て訳す字幕はいかがなものか。救出チームは個人所有のクルーザーっしょどう見ても。
これからご覧になる方は
- 映画館じゃないとできない体験に全振りしていくノーラン映画の基本ですが、できるだけ大型のスクリーン、音響のよい環境で見る(極爆で見たかったわ…)。4DXは逆に邪魔になる可能性大。個人的にあんま4DX評価してないというのもあるけれど。
- セリフが極端に少なく、登場人物が名前呼び合う場面も少ないので、誰が誰だかわかんなくなる問題あるので(特に歩兵組)要注意。早めに行ってパンフレット買っておさらいしとくのもいいかも。
- 時系列が前後するので、朝・昼・夜を意識して把握された方がいいかと。
もうちょいしたら『エイリアン・コヴェナント』始まるので、2度目はいいかな…という気はしますが、極爆決まったらちょっと見直したい気がします。