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仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

フォーレ・レクイエムのワークショップに参加しました&相互同調関係についてなどなど

例年、9月の第一土曜に練馬聖ガブリエル教会(日本聖公会/英国国教会)で「フォーレを歌う会」がワークショップを開いてる…というのを知りつつ、例年忘れてあうあうしてたのですが、ようやく今年いってきました!
合唱団〜フォーレを歌う会〜
事前に楽譜購入して軽く見てみたら、オクターブ上のレが出るかどうか微妙きわまりないところで、「サンクトゥス」、「インパラディスム」あたりがやばすぎるのでアルトに混ぜていただきました。
フォーレのレクイエムはめちゃめちゃ好きな曲なので、脳内iPodには全曲入ってはいるんですが…色々大変でした。
中高とカトリック系の学校だったんで、なんか忘れたけどラテン語の賛美歌的なもの合唱したりってことはあったんですが、そもそも声DENEEEEEEEEEE! 声量は音階はわかってても声に反映されないというかなんというか。22年間、鼻歌くらいしか歌ってないしね…
=感想=
・全体にすげー難しい…曲が。
この曲がなんで好きかというと、調性がふにゃらかほにゃらかしたぽわぽわ感なんですが…歌うとなると…ナニコレ……!
半音上がって下がってほにゃーんなので、もうわけわかりません。
たぶん、同じレクイエムだったらモーツァルトの方がまだ歌いやすいんではなかろうか。
自分の後ろに美声アルトのレギュラーメンバーな方がいらっしゃったので、くっついて歌っていたよーなもんですが、テノール部隊が無双決めだすと、うわーんアルトの音どこー!状態に。隣が美声テノールさんだったの…
こういう会にいらっしゃることがありましたら、自分のパートの真ん中に座ることをオススメします…
ちなみに男声はさらに難しそうな感じでした…途中で分身したりするし…めっさ音動いたりするし。
・アルトパートについて
サンクトゥスのアルトの空気っぷりが笑える。
この曲がBGMとかで部分的に引用されるときって、「インパラディスム」か「サンクトゥス」かどっちかっつーくらいの美麗なとこなんですが、ずーっとソプラノ×男声で、最後の一言しか混ざらないという…! ああきれーだなー…と思ってたら、普通に入るの忘れそうでやばい…

・発音とか細部で色々カスタマイズされてるらしくて面白い
自分が覚えてるのは、主にガーディナー指揮×モンテヴェルディ合唱団のコレなのですが。

フォーレ:レクイエム(オリジナル版)

フォーレ:レクイエム(オリジナル版)


イギリスの指揮者なんで、聖公会系の会だと同じよーな感じなのかなーと思ってタんですけど、ちょこちょこ発音の仕方とか違ってて面白かった。
ちなみにrを巻かない派とか指揮者の考えで色々バリエーションあるそうです。自分としては巻かない方がいいかな…
・本気出した合唱指導者ハンパない
高校のときは女声のみなんで、ソレ用編曲でやってたわけで、女声男声フルでやったのって初めてだったんですが、指導者の方(テノール)が歌いながら指導しながらだったんですけど、声域広いいいいいい!
15時〜20時半で、最初の1時間は発音なんかのレク、途中ご飯休憩1時間で都合3時間半くらいやってたんですけど、伴奏の方もずーっとちょい戻ったりなんだりしながら弾きっぱなですからエラいこっちゃ。
・相互同調(シュッツ)はいいね。リリンの生み出した文化の極みだね。
ガリゴリ近代モデルな能動的&意味を占有するよーな主体像だと、そもそも独我論を越えられないっつか共同性ちゅものが説明できなくなるわけで、じゃあどうやって私ら共に生きるちゅことができてるかっつーと、身体であったり、体験流がアッー!だったりみたいなところを見て行くしかないわけで、んでアルフレッド・シュッツは自分が音楽をやってたこともあって、相互同調/相互に波長を合わせる関係(mutual tuned relationship)ということを言いだしたわけなんですけど、やっぱ音楽、特に合奏はいいね!
ネトゲでも、レイド的な「多人数のプレイヤーが一斉にタイミング合わせてガシガシつええ敵のHP削る」がハマりポイントだったりもするわけではあり、ぶるぶるゲームパッド対応してれば、大魔法着弾とか必殺技キメた!とかの振動とかも手に伝わってくるって形で身体にめりこんでくるようにもできるわけで、んでなんでそういうことをできるようにしたかっていうと、「人がソレを求めるから」としか。
声楽は特に、自分の声が自分の身体で響いて、リズムあわせて他の人の声と混じりあってアッー!ですから、なにげに最強。
曲としては地味っちゃ地味なフォーレ・レクイエムでコレだったら、モーツァルトのレクイエムをサヴァール指揮風にきびきび合唱してたら大興奮したあまり死亡例とかもあるんではないかという勢い。キリエやばいよキリエ。
宗教と音楽が稀によく結びつくのもむべなるかな。
仏教も一般向けイベントだとなにかっちゅーと写経体験とかやるけど、素人でも入りやすいかたちで声明体験とかガンガンやればいいのに…(私が知らんだけ?)
とかなんとかでした。
作曲者フォーレや、キリスト教でのミサのあり方とか、この曲がレクイエムとしてかなりヘンだという話とか諸々小ネタも交えたトークとかも面白かったです。
 
「フォーレを歌う会」、みなさんなごやかにされてていい感じだったし、おやつも出るらしいしお稽古ごととしてもコスパ異常に高そうなんですが(月1練習で1000円、年1の発表会でちょと色々でトータルで年2万くらい?)、
ちょっと自分で練習しないと、ソプラノならまだ音拾えるけどアルトは十分準備しないとムリだこれ… レギュラーは20名前後だそうなんで、フラフラしてるのが入ったらさすがに目立つだろうしなぁ……
カラオケでフォーレのレクイエムのアルトパートが入ってるとことかありえないし、うーんどうしよう…今、キーボード(音出す方)ないしなぁ…男声の方で、iPhoneの音楽アプリでキー確認されてる方とかいらしてちょとうらやましかった。
単にパートどう覚えるかつう問題だけじゃなくて、声の出し方完全に忘れてるわけで、そっからとなると別途ボイトレしかないわけで、そうなるとさすがにしんどいすぃいいいいい。
かなり混ぜてもらいたい気もしつつ、あうあうもじもじな今日このごろでございます。