仕事用のめもとか。

メディア等気になることを適当に。

アバターの身体性とmutual tuned relationship

なぜだか知らないけど、ある程度長い時間おしゃべりする時は椅子に座っちゃうんだぜ問題について、面白いエントリされてたのでクリップクリップがてらメモメモ。
2008-09-22 - それでもとりあえず、吐き出しておこう!
・SL内でライブ行って着席したら、勝手に運営側の判断で拍手とかアニメさせられる仕組みになってて萎え萎えくぽーで退席
こりゃしんどいわー...自分も無理だと思う...
運営側からしたら、誤操作とか押しまくって遊ぶタコとか逆に誰も押してくれないとかそういうののリスクでアレしちゃったんだと思いますが、うーん。アバターの挙動と中の人の情動の乖離ってやっぱりしんどい。まだAD係が腕をぐるぐる回して合図してくれた方がマシですわな。

・SL内で話をしてたら「椅子に座りませんか」てなんか言われるのにどうも乗れない…
このへんは、自分はUOPSOでプレイヤーがキャラクターを椅子に座らせたがる現象を確認してまして(PSOはユーザーの要望でわざわざ実装されたし)、3Dアバターちゅうものが発生した時からもうなんかしらんが人間そうなってた、ということで、少なくともある程度ハマれるユーザーには広範囲に見られる現象ではあると思います。
んが、アバターには
1)着せ替えごっこの人形みたいな、想像上の「自分の延長」
2)マウスポインタみたいな、操作用のほにゃらら
3)他者とのコミュニケーション上のインターフェース
などなど、たぶん他にもいろんな側面があるわけで、そりゃユーザーさんによって、どの側面が強いかとかムラがあるかなーと。自分の延長図式だけで説明しちゃいかんわね...
自分は最初の頃、アバターの肌が濁って汚いのがほんとにイヤでイヤで苦痛で仕方なかったんですが、ぴよちゃんとかは初期アバターでも上等、物作りできればおkおkと思ってたって言ってたし。
・リアルで車いす生活だったらSL内で車いすに乗りたいと思うか
いつ頃車いす生活になられたかがないのでよーわからんですが、子どもの頃からとか、車いす生活が長い方だと、車椅子ナシの目線の高さにものすごくギャップがあるんじゃないかという予感。
多くの3Dアバターサービスで、実際の目線よりカメラ位置は高く設定されているんですが、デフォルトのカメラ位置がさらに常時+2mとかされてたら、世界が遠いちゅうか、没入感が薄れるみたいな感覚が出るんではないかと思います。
まあ、どういう方がどういう経緯でinWorldでも車いす生活されてるのか、経緯わからんのでアレですが。

その頃、ねとわく上で稀によく起こるしんくろにしちーなのか、アバターのデザインとRL自分の関連についてエントリが。こちらも面白い記述で素晴らしい。
NOT FOUND - metabirds -
あるあるあるある!かなり!
自分の場合はRLがひたすら地味...なんですが、アバターカスタマイズしていく過程で、コンプレックスになってるとこ、なってないとこが洗い出せて面白いです。口角が家系的に下がり気味で気がついたらへの字口になりやすいんですけど、アバターの口角は気がついたら絶対上げちゃってる、逆に眼が小さいのはあんまり気にしてないのかどっちかというと小さくしようとする。て、今は海外産のこてこてスキンなので、なかなかバランスよく台湾顔になってくれないんで懊悩中ですが。あと、気がつくとひんぬーにしようとするというか、巨乳&くびれくっきりだとどうも落ち着かない...
このへん、リアルとねとわく人生のあれやこれやは、シェリー・タークルへんから色々言われてることじゃあるんですが、あれはちと、書籍としての都合とはいえドラマティック過ぎるので、そのへんほにゅほにゅと探求していきたい気持ち。